マセラティ ジャパンは、新型「マセラティ グラントゥーリズモ/ グランカブリオ」を2017年10月12日より、全国の正規ディーラーにて発売を開始した。
新型マセラティ グラントゥーリズモ/ グランカブリオの日本発表に選んだ場所は、成田 国際空港内の飛行機格納庫（ハンガー）で、イタリア・ミラノよりマセラティロゴを機体に施したチャーター便を利用して28台の新型マセラティ グラントゥーリズモ/ グランカブリオを空輸。空港到着後、24 時間以内の発表となった。
会場は一般には解放されない格納庫で、マセラティのロゴが入ったB747と新型マセラティ グラントゥーリズモ/グランカブリオが一堂に会す、非日常とラグジュアリーが融合した特別なものとなり、この特別な雰囲気の発表会に、日本に着いたばかりのニューモデルのオーナーをはじめ、マセラティを愛する多くのカスタマーが集まり、日本の到着と発表を祝福した。
2018年の新しいマセラティ グラントゥーリズモ/グランカブリオには、スポーツおよびMC(Maserati Corse、マセラティコルセ)の2バージョンがラインアップされている。スポーツとMCは、同じ4.7Lエンジンを搭載、インテリア素材の選択範囲も同一となる。
グランカブリオスポーツとグランカブリオMCには、伝統的な4.7L V8エンジンが搭載され、7000rpmで460ps、4750rpmで520Nmを生み出す。自然吸気V8エンジンは、マラネロのフェラーリで手組みされ、重量はわずか175kgに抑えられている。
この4.7Lエンジンには、マセラティ独自のクロスプレーンクランクシャフトが採用されている。これが比類なきスロットルレスポンス、軽快な吹け上がり、スリリングなマセラティ独自のサウンドを生み出す原動力となっている。
マセラティデザインセンターでは、MY18のスタイリング見直しを行なう上で、不朽のピニンファリーナデザインに最大の敬意が払われた。その結果、空力効率のさらなる向上と、最新の歩行者安全関連規制への適合などの変更がなされたが、全体の印象は大きく変わっていない。ニュー・グランカブリオの新たなフロントおよびリアバンパーは、既に完成形であったそれまでのグランカブリオがもつ圧倒的なスタイリングのインパクトを、さらにエレガントなものとした。スポーツ、MCの基本装備は共通だが、外観に与えられたデザインによってふたつの個性がそれぞれに強調されている。
