マセラティは、ブランドを代表するギブリ、レヴァンテの2モデルに、日本人が古来より親しんできた「黒」の魅力を追求した日本特別限定車「ネロ インフィニート(Nero Infinito)」を設定し、ハイブリッドモデルのギブリGT、レヴァンテGTが各24台の限定販売すると発表した。
イタリア語の「ネロ インフィニート(Nero Infinito)」は「どこまでも黒い」、「漆黒」の意味だ。上品さや高級感、重厚感といったイメージを持ち、控えめながらも確かな印象を与える「黒」は、日本では古くからの伝統工芸・建築をはじめとして、谷崎純一郎の「陰影礼賛」などに代表されるような、光と影に対する独自の感性の象徴となっている。
今回登場する日本限定車「ネロ インフィニート」は、マセラティのモデルでも多くの実績のある「黒」へのこだわりを追求したモデルだ。エクステリア・デザインではCピラーのエンブレムをモデナ仕様の「黒」に変更。また、通常シルバー色のサイドGTバッジ、リヤゲートに刻まれた Maserati とLevante、Ghibliの文字も、特別な「黒」でコーディネートされている。そしてBピラーはアクセントとして、「Made in Italy」を象徴する国旗のトリコローレが、黒のボディとのコントラストで存在感を放っている。
ネロ インフィニートは新世代のマイルドハイブリッドモデルのギブリGT、レヴァンテ GTの2モデルに設定。これらに搭載されるハイブリッドシステムは、燃費を18%抑えつつ最高出力330psのパフォーマンスを発揮するなど、V6の350psとほぼ同等の圧倒的な高パフォーマンス・高効率を実現している。
なおこの限定モデルのデリバリーは6月頃からとなっている。
価格
ギブリGT ネロ インフィニート:1430万円(税込)
レヴァンテ GT ネロ インフィニート:1580万円(税込)