マセラティ・ジャパンは2018年11月13日、「レヴァンテ」「クワトロポルテ」「ギブリ」の2019年モデルを発表した。レヴァンテ初のV8エンジン搭載モデル「レヴァンテ トロフェオ」と「レヴァンテ GTS」が新たにラインアップに加わっている。
レヴァンテ
2016年にデビューした「レヴァンテ」は、マセラティの歴史に初めて登場したSUVで、日本市場におけるマセラティの販売に大きく寄与している。 2019年モデルには、レヴァンテ初のV8エンジン搭載モデル、「レヴァンテ トロフェオ」と「レヴァンテ GTS」の2モデルが追加された。
「レヴァンテ トロフェオ」は究極のSUVと位置づけられ、0-100km/h加速は3.9秒、最高速度は304km/hに達するハイパワーモデルだ。搭載されるエンジンは、マセラティのQ4インテリジェントAWDシステム専用に設計された3.8L 90度V8ツインターボ・エンジンで、最高出力590ps/6250rpm、最大トルク734Nm/2250rpmを発生する。リッター当たりの出力はマセラティ史上最高の156ps/Lで、他のガソリンエンジンと同様にフェラーリのマラネロ工場で手組みされるユニットだ。
「レヴァンテ GTS」に搭載される3.8L V8ツインターボもQ4インテリジェントAWDシステムとの組み合わせに対応し、トロフェオ用よりわずかにデチューンされ、最高出力550ps/6250rpm、最大トルク733Nm/3000rpmの出力。操作性を向上させた新デザインのシフトレバーを採用したZF製8速ATを組み合わせ、0-100km/h加速4.2秒、最高速度292km/hに達するパフォーマンスを備えている。
エンジンフードには二個のエアインテークが 設けられ、シリンダーヘッドを冷却する役割を持つ。そしてV8エンジンは、カーボンファイバー製のエンジンカバーにV8の文字とトライデントロゴが配され、シリンダーヘッドとインテーク・マニフォールドは赤くペイントされている。
「レヴァンテ トロフェオ」のデザインは、各部にハイグロス・カーボン材を使用し、よりスポーティさが強調され、GTSにも同様のデザインを採用。インテリアは 最上質さとエレガントさを融合させている。スポーツシートには最高級のフル・グレインレザーである「ピエノ・フィオーレ」を採用(GTSにはオプション設定)、17スピーカー 1280Wのバウワー&ウイルキンス・プレミアムサラウンド・オーディオをオプション設定し、エンジンサウンドだけでなくエンターテインメントシステムでも最高級のサウンドを実現している。
2019年モデルの「グランルッソ」、「グランスポーツ」のエクステリアは、よりエレガントに手直しされている。新たにブルー・ノービレのボディ・カラーが採用され、インテリアもトロフェオで採用されたピエノ・フィオーレも選べるようになっている。また「ネリッシモ・パッケージ」もV6エンジン(ガソリン/ディーゼル)搭載モデルのベースモデル、「グランスポーツ」で選択可能になっている。
レヴァンテ トロフェオ 諸元表
レヴァンテ GTS 諸元表
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クワトロポルテ
2019年モデルの「クアトロポルテ」は新しいボディカラー、ホイールデザイン、インテリアトリム、新デザインのギヤシフトレバー、天然皮革ピエノ・フィオーレのインテリアを採用し、究極のフラッグシップセダンとしての洗練さを一段と高めている。
【価格】
ギブリ
新ボディカラー、新デザインのアルミホイール、インテリアではフルグレイン・ピエノフィオーレナチュラル・レザーと新しいトリム、新形状のシフトレバーを採用。
またフルLEDのアダプティブ・ヘッドライトをグランルッソとグランスポーツが標準装備化している。
【価格】
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