アウトモビリ・ランボルギーニは、2017年上半期、販売台数をさらに伸ばした。合計2091台が販売され、2016年同期比では4%以上の増加となる。
「ウラカン」が市場に投入されて3年、2017年の販売台数は1400台に達した(+2%)。6月にはわずか3年で、ウラカンの生産台数が8000台を達成した。
2017年1月から6月までに販売されたアヴェンタドールは691台(+7%)。今後数週間で達成される予定の生産台数、7000台という数字が、この成功ぶりを強調している。
また、サンタガアタ・ボロネーゼの生産拠点の拡大も進行中だ。SUV「ウルス」の発売を2018年に控え、生産施設を8万平方メートルから16万平方メートルに拡張中。新たに開発されたエリア内に新施設も完成し、エネルギーや環境に配慮した建築物を対象とする世界最高基準の認証「LEEDプラチナ認証」で、イタリアでは史上最高の評価ポイントとなる92ポイントを獲得。この認証を受けたのはイタリアの製造拠点内の施設では初めてのこと。
新施設はエネルギー効率と水効率に優れている。これは被覆材とガラス張りの外壁に用いられた最先端の技術的ソリューションにより、90%の空間に自然光が入り、熱分散と加熱を制限するように設計されているため。
2017年、ウルス・プロジェクトのため、新たに正社員400人を採用。これにより、6月末の時点での社員数は1500人となり、過去10年間で社員数は倍増した。