アウトモビリ・ランボルギーニS.p.A.は2017年(1月1日〜12月31日)に再び記録的な販売台数を達成。世界中のカスタマー3815台を納車し、7年連続となるグローバルな成長を続けている。2017年末にワールドプレミアを行ったスーパーSUV「ウルス」は、2018 年夏以降から発売が始まり、ランボルギーニ・ブランドの54年の歴史に新たな1ページを刻むことになる。
世界50ヶ国で145店舗の販売代理店と契約する2017年の販売台数は、世界全体で3457台から3815台に増加し、前年比で10%増の二桁成長。7年間に渡り売上拡大が続く中、販売台数は2010年(1302台)から約3倍になった。
ランボルギーニはグローバルなブランドであり、売上実績は3つの地域で約1/3ずつとバランスがとれている。どの地域でも2017年の販売台数は新記録を達成しており、前年からの売上増に貢献している。欧州・中東・アフリカは1477台で+18%、南北アメリカ大陸は1388台で+4%、アジア太平洋地域は1000台で+9%の伸びを記録した。
アメリカは1095台で、単独の国別で最大の市場となっている。次に日本(411台)、イギリス(353台)、ドイツ(303台)、中国(265台)、カナダ(211台)、中東(164台)と続く。ほとんど市場で販売台数が大幅増となり、それぞれの国で売上記録を更新している。
また、2つの主要モデルラインも、いずれも記録的な売上を見せ、全体の成長に貢献した。ランボルギーニ・アヴェンタドールのV12モデルは1104台から6%増加し、1173台を記録。ランボルギーニ・ウラカンのV10モデルはさらに好調で、2353台から12%増え、2642台を達成した。