FCAジャパンは2020年7月31日、シープ ラングラーのトランスミッションのハーネス固定方法が不適切としてリコールを届け出ました。
リコールの内容は、トランスミッション ハーネスの固定が不適切なため、ハーネスと触媒との距離が十分に確保されていないものがあるというものです。そのため、触媒の熱によりハーネスが溶損する恐れがあり、最悪の場合には走行中にエンジンが停止する事も考えられます。
なおこの不具合は市場からの報告によるもので、不具合の発生件数は5件となっています。
対策としては、該当する全車両を点検し、エンジンルーム内のトランスミッションハーネスの配線の固定方法を修正することになります。なお、点検でハーネスが溶損している場合には、ハーネスを新品に交換します。
該当車両は2018年9月から2020年4月までに輸入された合計7819台となります。