ジープは2023年6月1日、アメリカで開催された「National Autonomous Vehicle Day(全米自律走行車デー)」で、次世代の無人オフロード自律走行技術を公開した。
ステランティスのAI・自律走行部門責任者ネーダ・シヴィエティックが率いるチームは、ジープ・ブランド専用に開発中のオフロード自律運転技術の最新プロトタイプをユタ州モアブにてテストした。
2台の電動化モデル「ジープ グランド チェロキー 4xe」に搭載されたAI搭載型オフロード自律走行技術は、熟練したオフロード・ドライバーのみならず、初めてトレイル(未舗装路)を走るドライバーの体験を向上させることができるとしている。また、この技術は日常生活においても、さまざまな運転環境でジープ・オーナーをサポートすることができる。
そして、ジープ・ブランドは4xeのラインアップを拡充し、オフロードの電動化においてリーダーシップを発揮し、オフロード自動運転技術開発の最前線に立っているのだ。
ジープ・ブランドのクリスチャン・ムニエCEOのコメント
「独自の電動化技術によってジープのオフロード性能が新たな高みに達したように、この先進的なオフロード運転システムによって、世界中のより多くの国でより多くのお客様が冒険に参加し、楽しむことができるようになります。これらの機能や技術は、トレイルでもそれ以外の道でも、さまざまな運転条件下で真価を発揮することになるでしょう」
なお、2023年夏には技術の詳細な情報が発表される予定だ。