FCAジャパンは2020年7月31日、パワートランスファーの制御プログラムに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
リコールの内容は、パワートランスファーユニットの制御プログラムが不適切なため、悪路における過負荷走行を行なうなどにより、トランスファーユニットが故障した際にセーフモードが機能せず、警告灯の点灯がなく、前輪に動力が伝達されず走行不能になるとともに、パーキングロックが効かなくなる恐れがあるというものです。
なお、この不具合の情報は本国からによるもので、日本での不具合は発生していません。
対策としては、該当車両の全車両のパワートランスファーユニットに関する制御プログラムを、セーフモード機能を追加した対策プログラムに書き換えることになります。
該当車両は2014年6月から2015年3月までに輸入された合計491台です。