ヒョンデ・モビリティ・ジャパンは2024年5月30日、オーナーのための出張整備サービス強化を目指し、カスタマーセンター横浜を拠点とした整備専用車両「モバイルサービスカー2号車（通称ヒョンデ Qちゃん）」の稼働を開始したと発表した。
1号車のモバイルサービスカーは 、IONIQ 5のキャビンを活かし、木材パネルなどを使用しカフェのようなインテリアを採用している。こうしたモバイルサービスカーは心地よいホスピタリティの他に、工場へ入庫する手間などオーナーの負担を軽減するなどのサービスを提供している。
新たに稼働を開始する2号車は、1号車での出張整備の実績を基に、より現場に特化した実践的な工具を搭載している。さらに、車体のリフトアップやオフロード用タイヤを採用するなど、1号車とは異なるコンセプトでサービスを提供する。また専門メカニックが出張費無料で訪問し、自動車整備にかかる時間の効率化と手続きの煩わしさを軽減することができる。
また、IONIQ 5 のV2L機能を活用し、非常時の電力配給など災害現場や被災地の支援活動にも積極的に対応する計画を予定している。
このモバイルサービスカーのシステムはテスラが以前から採用しており、機動的なサービスで好評だ。
なお、ヒョンデのサービス体制はこうしたモバイルサービスカーの配備だけではなく、5月現在で、カスタマーサービスセンター横浜の他に全国62ヶ所の協力整備工場と連携し、アフターサービスを提供している。
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