GMジャパンは2025年6月14日、シボレーのスポーツカー「コルベット」にイエローとブラックの大胆なコントラストが際立つ特別限定車「コルベット YELLOW JACKET EDITION」を発売した。

また、コルベット史上初のミッドシップレイアウトを採用した、高性能スペシャルモデル「コルベット Z06」に、待望のコンバーチブルモデルも新たに追加し発売した。
コルベット YELLOW JACKET EDITION
コルベット YELLOW JACKET EDITIONは、2LTクーペと3LTコンバーチブルに各15台、合計30台のみ日本市場限定・右ハンドル仕様で発売される。

コンセプトであるイエロージャケットとは、北米に生息するスズメバチ科の一種で、鮮やかな黄色と黒の縦模様が特徴の蜂の名称で、その印象的なカラーリングが、エクステリアカラーの「コンペティションイエロー」というコードネームになっている。
また、コルベットにとってイエローは特別なカラーで、この「コンペティションイエロー」は、1990年モデルのC4で初めて登場して以来、C5以降の歴代レーシングマシンを彩ってきた、ブランドの歴史と誇りが刻まれた象徴的なカラーなのだ。
コルベット YELLOW JACKET EDITIONは、メタリックに輝く「コンペティションイエロー」を採用。ブラックのスティンガーストライプやアクセントパーツの組み合わせにより、力強さと俊敏さ、そしてアグレッシブな個性を印象付け、コルベットの圧倒的な存在感とパフォーマンスを表現している。
LT2型V8エンジンは、美しい輝きを放つスターリングシルバーのエンジンカバーを採用し、コンバーチブルは電動ルーフの開閉時にエンジンを視認できる「クリアウィンドウ付エンジンベイパネル」を備えている。
足回りには、5オープンスポーク・カーボンフラッシュ マシンドエッジ・アルミホイールを装着し、ボディカラーにマッチしたベロシティイエローのブレーキキャリパーが特別仕様であることを証明している。

インテリアはジェットブラックを基調とし、アルミパーツをブラックで仕上げた「ステルス・インテリアトリムパッケージ」を導入。精悍でスポーティな空間としている。なお、デリバリーは6月下旬からが予定されている。
コルベット Z06 コンバーチブル
サーキット走行を前提としたハイパフォーマンスモデルとして設計・開発され、レーシングカー「C8.R」からの知見と経験を取り入れ、並外れた走行性能と快適な乗り心地を兼ね備え、オープンエアの爽快感を融合させたコンバーチブルモデルが追加された。

コルベット コンバーチブルと同様の電動式リトラクタブル・ハードトップを装備。走行中でも約48km/h以下であればスイッチひとつで、およそ16秒で開閉が可能となっている。ハードトップはエンジンコンパートメント上に折り畳まれて収納され、トップ収納時もトランクスペースとフロントの収納スペースと合わせて、クーペと同等のラゲッジ容量を確保し優れた実用性も備えている。

646ps/623Nmを発生する自然吸気5.5LのDOHC V型8気筒エンジン「LT6」の卓越したパフォーマンスはそのままに、アメリカンスポーツとしての圧倒的な動力性能と快適性にコンバーチブルの魅力を加えたモデルだ。
またこのコンバーチブルは、クーペ・モデルではオプションのブレンボ製パフォーマンス・カーボンセラミックブレーキを標準装備。サーキットでの使用を想定した耐フェード性とバネ下重約50%の軽量化を実現し、強力な制動力が発揮できる。さらに専用カラーのオレンジキャリパーが、特別な1台であることを印象付ける。

エクステリアは、アークティックホワイトとシーウルフ・グレー トライコートの2色で、インテリアはアドレナリンレッド ディップドの1色。
価格

★コルベット Z06 コンバーチブル(右ハンドル):2920万円(税込み)