GM 新型バッテリー「アルティウム」を搭載するグローバルEVプラットフォームを発表

GMは2020年3月4日、ディーラー、投資家、アナリスト、メディア関係者、政策担当者、従業員を前に、電気自動車(EV)の迅速で、効率的かつ十分な収益性を目指した電動化事業戦略を発表した。

いよいよ始まる本格的EV戦略を語るメアリー・バーラ会長兼CEO

EV専用のモジュラー・プラットフォーム

GMのメアリー・バーラ会長兼CEOは、「当社は製品開発の変革と、全モデルの電動化という未来に向けた挑戦的な戦略を策定しました。私たちは、シンプルで柔軟性のあるEV用プラットフォームの採用により、フルサイズ・ピックアップトラックの事業に匹敵するスケールメリットを備えたマルチブランド、マルチセグメントのEV戦略を構築しました」と語っている。

このEV化戦略の核となるのは、モジュラー駆動システムと、独自に開発したバッテリー「アルティウム(Ultium)」を搭載し、高い柔軟性を備えた第3世代のグローバルEVプラットフォームだ。この新プラットフォームにより、コンパクトカーからラグジュアリーカー、商用トラック、そして高性能モデルまで顧客の求めるものは、ほぼすべてのカテゴリーのクルマに対応することが可能になるのだ。

アルティウム(Ultium)」バッテリーパックと電気駆動システム

GMの新型バッテリー「アルティウム」は、大容量のパウチ型セルをバッテリーパック内で、垂直にも水平にも積み重ねることができる画期的な方式を採用。これにより、各車両のデザインに応じてバッテリーの蓄電容量やレイアウトを最適化することが可能だ。

「アルティウム」のバッテリー容量は50〜200kWhに設定され、航続距離はフル充電で最大650km以上、動力性能は0-60mph加速3秒以内と推定している。自社開発による駆動用の電気モーターは、前輪駆動、後輪駆動、AWD、パフォーマンスAWDに対応することができる。

日産リーフと同様にパウチ型の薄型セルを重ねてバッテリー・モジュールとし、そのモジュールをバッテリーパッケージ内に配置

「アルティウム」バッテリー駆動のEVは、レベル2の直流(DC)急速充電に対応している。大半のモデルは電圧400Vのバッテリーパックで最大出力200kWの急速充電機能を備え、ピックアップトラック向けプラットフォームは800Vのバッテリーパックで350kWの急速充電機能を備えている。


The Mortor Weekly

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