【フォード】3世代目となる新型フォーカスを4月13日より発売開始

新型フォーカスの画像

フォード・ジャパン・リミテッドは2013年2月7日、3世代目となる新型フォーカスを4月13日より、全国のフォード販売会社を通じて発売開始すると発表した。今回のフォーカスは「One Ford戦略」のもと、かつてない規模で世界中のフォードのリソースを結集して開発されたグローバル・プロダクトとなり、世界120カ国以上で販売される。

新型フォーカスは2010年のジュネーブショーでワールドプレミアされ、2011年の初頭から欧州や北米で販売が開始されたCセグメント車である。今回、日本に導入されるのは5ドアハッチバックのSport(スポーツ)というモノグレードのみで、消費税を含むメーカー希望小売価格は293.0万円とされた。なお、ボディカラーには6色が設定されている。

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新型フォーカスの最大のキャラクターは、フォードが提唱する「キネティック(動的な)デザイン」を採用したことだろう。このキネティック・デザインとは自動車をよりエモーショナルかつ視覚的にアピールするもので、立体感あるプレスラインとピンと張った面構成、台形のモチーフを多く用いるのが特徴だ。

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メカニズム面では、170psというパワーを発揮しながら燃費性能にも優れた2.0L直噴Ti-VCTエンジン(写真上左)と6速デュアルクラッチ・トランスミッション(写真上右)を搭載。最新の高強度素材と成形技術によって、軽量かつ高剛性なボディも実現。コーナリング時の操縦性や回頭性を高めるトルクベクタリング・コントロールにも注目したい。

新型フォーカスの画像

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新型フォーカスでは快適で静粛な室内空間も特徴のひとつだ。空力特性に優れたボディ設計やサスペンション・チューニング、各所への遮音材追加でNVHの低減が徹底されている。さらにマイクロソフト社と共同で開発した独自のドライバー・コネクト・テクノロジー「SYNC」を採用。Bluetooth対応の携帯電話などを接続すれば、ステアリングに装備されたスイッチもしくは音声(英語)での操作も可能となっている。

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安全性能面においても、前方衝突の回避をサポートする先進技術の「アクティブ シティ ストップ(写真上)」や、フォード独自の車両安定化システムのアドバンストラック、そして乗員を保護する次世代のエアバッグシステムなどを装備。アクティブとパッシブの両セーフティの面で、高い安全性能を実現したとしている。

なおフォード・ジャパンでは、新型フォーカスの発売に先駆けて、毎日1名にオリジナルTシャツが当たる「フォーカス導入カウントダウンキャンペーン」をWEB上で開催するほか、3月9日より全国のフォードディーラーの店舗を巡回し、来場者がいち早く新型フォーカスを体感できる機会を提供する「THE ALL-NEW FOCUS SPECIAL PREVIEW TOUR」を開始、4月の発売まで新型フォーカスの認知を向上させていくとのことだ。

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フォード公式WEB

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