フォード・ジャパンは2012年10月18日、リンカーンブランドのフルサイズSUVである「ナビゲーター」に特別仕様車“LIMITED EDITION(リミテッド エディション)”を限定10台設定し発売した。この特別仕様車はボディカラーのホワイトプラチナムと同色のロアーグリルなどを採用。インテリアにも専用シート生地や2列目キャプテンシートに変更するなどのアレンジを施している。
標準車のボディカラーにもホワイトプラチナム(とタキシードブラック)は設定されているが、今回はロアグリルに加えてサイドクラディングとドアミラーキャップも、クロームからボディ同色のホワイトに統一。さらにLIMITED EDITION のエンブレムをリヤに配置している。
またインテリアにはブラックのパイピングとや刺繍をあしらった専用のキャニオンカラー(茶系)のシートや、オリーブアッシュのウッドパネル(標準車はウォールナット)を採用。さらに標準車では2列目をベンチシートとしているのに対し、左右のシートを独立させたキャプテンシートに変更。2席の間にはカップホルダー付きコンソールボックスを装備して快適性を向上させている。
なお、標準車の定員8名に対して、特別仕様車は2列目がキャプテンシートとなるため7人乗りとなる。搭載されるエンジンは5.4LのV型8気筒SOHC で、6速AT との組み合わせ。希望小売価格も、標準車と同じ900万円に設定している。