【フォード】エクスプローラーが助手席ニーエアバッグを装備しアップデート

フォード エクスプローラーの画像フォード・ジャパン・リミテッドは2012年4月23日、フラッグシップモデルである大型SUVの「エクスプローラー」の仕様を一部改良して受注を開始した。今回は助手席ニーエアバッグを全車に標準装備したほか、リミテッドには斜め後方にいる車両を認識して警告するBLISTMを採用するなど、安全性能のアップデートが図られた。なお発売は7月からとなる。

今回の仕様変更ではまず、前面衝突時に助手席のフロントエアバッグと同時にグローブボックス下部に収納されているエアバッグが展開して、助手席乗員の下肢の負傷を軽減する助手席ニーエアバッグが全グレードに追加された。さらに最上級のリミテッドでは、走行中に車両斜め後方のドライバーの死角となる位置に別の車両を認識すると、ドライバーに警告を発するBLISTM(ブラインドスポット・インフォメーション・システム)を新たに採用。なお、このBLISTMは後退時にはCTA(クロス・トラフィック・アラート)として作動し、左右から接近する車両があるとドアミラーのインジケーターで警告してくれる。

またリミテッドには革巻部分にヒーターを内蔵して、32℃まで暖められるステアリングヒーターを採用。XLTには助手席6wayのパワーシートを装備して、快適性も向上させている。またボディカラーの設定も一部変更された。価格(消費税含む、以下同)は現行モデルに対して、リミテッドは5万円アップの535万円、XLTと同EcoBoost(エコブースト)は3万円アップの443万円とした。

なお、このエクスプローラーは2011年9月にフルモデルチェンジし、モダンなデザインと次世代SUVに相応しい先進技術を投入。より先進的で安全なSUVへと進化を遂げている。さらに本年2月にはフォードのグリーンエンジンを搭載した 2.0 XLT EcoBoostを新たにラインアップし、昨年9月〜本年3月に前年比で213%の販売を達成。現行仕様車が早期に完売となったため、増産対応をするとともに一部改良を施し、7月の発売開始に先行して予約受注を開始することになった。

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