【ブリヂストン】BMW i3用タイヤ「ologic」がTire Technology of the Yearを受賞

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トレッド幅が狭く、大径のランフラットタイヤ

ブリヂストンは、2014年2月下旬、イギリスの業界誌「Tire Technology International」が選考する「Tire Technology International Awards for Innovation and Excellence 2014」において、同社が開発しBMW i3に採用された新世代タイヤが「Tire Technology of the Year」を受賞したと発表した。

受賞したのは、タイヤサイズを狭幅・大径化することで、低燃費と安全性を高次元で両立する新技術「ologic(オロジック)」。この技術は、タイヤの大径化により接地部分の変形を抑制し、車両の燃費向上に関わる転がり抵抗を低減するとともに、狭幅化により走行時の空気抵抗も低減。さらにタイヤ進行方向に長い接地形状と専用パターンやコンパウンドを組み合わせることで、ウェット路面や乾燥路での高いグリップ性能も確保している。

この「ologic」技術は、2013年3月のジュネーブショーで発表され、2014年初頭からヨーロッパで、24月から日本でも発売されるBMWのEV車「BMW i3」の新車装着タイヤ「ECOPIA EP500 ologic」として採用されている。

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このタイヤは「BMW i3」のために開発され、車両性能を十分に発揮するためには、従来のタイヤの枠を超える全く新しいタイヤコンセプトが採用された。そのため「BMW i3」装着タイヤは、タイヤサイズをこれまでになかった狭幅・大径化することで、低燃費と安全性を高次元で両立する新技術「ologic」を搭載。

「BMW i3」用に納入され「ECOPIA EP500 ologic」は、155/70R19 84Q、175/60R19 86Q、155/60R20 80Q、175/55R20 85Qの4サイズ。また冬用タイヤとして「BLIZZAK LM500 ologic(ラメレンタイヤ)」、北欧向けに「BLIZZAK NV ologic(スタッドレスタイヤ)」も展開している。

なお「Tire Technology of the Year」の授賞式は、ドイツのケルンで開催されたタイヤ産業における世界有数の技術発表展示会「Tire Technology EXPO」で行なわれた。

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