BMWジャパンは2022年3月23日、クーペ・モデルにおける最上級モデル「THE 8」を冠したラグジュアリー・モデル「8シリーズ(G14/G15/G16)」を大幅に改良し、発売を開始した。なおデリバリーは、第2四半期以降が予定されている。
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8シリーズは、ピュア・スポーツモデルに匹敵する高い走行性能に加え、エレガントで美しいルーフライン、ダイナミックなリヤフェンダーの造形が醸し出す、優雅さと官能的な個性を際立たせるクーペ・スタイリングを高い次元で両立させ、新たなラグジュアリー・クーペとして強烈な存在感を持つモデルだ。バリエーションは2枚ドアのクーペ・モデルをベースに、オープンエア・ドライブが楽しめるカブリオレ、クーペ・デザインを実現しながら4枚ドアにより利便性を高めたグランクーペの3種類となっている。
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大幅改良された新型8シリーズは、エクステリア・デザイン、インテリア・デザインの変更により、さらにスポーティさとラグジュアリーさを強調し、大幅に商品力を高めている。フロントはよりスタイリッシュなバンパー・デザインに進化し、光源を持つイルミーネーテッド・グリルを採用することで、特に夜間の存在感を強めている。インテリアでは大型の12.3インチのセンター・ディスプレイを採用している。
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スポーティなM Sportバンパーやホィールを全車標準装備とし、モデル・ラインアップ全体のスポーティ感を高めると同時に、新たに20インチ・アロイホィールや、バイ・カラーのメリノ・レザー・シート、ハンドクラフトのクリスタル製シフトノブに、パノラマ・ガラス・サンルーフ(グランクーペのみ)を標準装備とし、質感や機能性を大幅に高めた新モデル「Exclusive M Sport」をラインアップに加えている。
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ガソリンエンジン搭載モデルは、最高出力340ps(250kW)/5000rpm、最大トルク500Nm/1600-4500rpmを発生する高効率な3.0Lの直列6気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリンエンジンに、8速オートマチック・トランスミッションが組み合わされている。
ディーゼルエンジン搭載モデルは、最高出力319ps(235kW)/4400rpm、最大トルク680Nm/1750-2250rpmを発揮する3.0Lの直列6気筒BMWツインパワー・ターボ・ディーゼルエンジンに、8速オートマチック・トランスミッションが搭載されている。
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もちろんドライビング・アシスト・プロフェッショナル、ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能、BMWコネクテッド・ドライブ、BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント、Amazon Alexaなど先進装備を全車標準装備としている。
価格
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