2013年11月29日、BMWジャパンは、「5シリーズ」全車にドライバー支援システム「ドライビング・アシスト・プラス」を新たに標準装備し(M5は除く)、本日より販売を開始したと発表した。
従来は535i(xDrive ツーリング含む)、550i 、ActiveHybrid 5 に標準装備されていた「ドライビング・アシスト・プラス」を、新たに523i、523d、528i に装備することで、5 シリーズ全車に標準装備されることになった。
「ドライビング・アシスト・プラス」の機能は次の通り。
「前車接近警告機能」: カメラとミリ波レーダーセンサーの併用により、衝突の危険性が高まった際にドライバーに警告を発する。
「衝突回避・被害軽減ブレーキ」: 上記で追突が不可避な場合に自動でブレーキをかけ衝突を回避・被害の軽減を図る。また、歩行者検知機能により、歩行者への接近に対してもドライバーへの警告と衝突回避・被害軽減ブレーキを作動させる。523i、523d、528iにこれまで標準装備されていたカメラベースのシステムに、新たにミリ波レーダーセンサーを追加することにより、前方の車両に対する検知能力を大幅に向上させている。
「アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」: カメラとミリ波レーダーセンサーにより、前方の車両との車間距離を維持しながら自動的に速度制御を行なう。
「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」: カメラにより前方の監視を行い車線の逸脱をドライバーに警告する。
また今回の改良に伴い、モデル・ラインアップでは、「Modern」、「Luxury」のデザイン・ライン、「M Sport」に加え、5シリーズのスタンダード・モデルを新たに追加設定している。