BMWは、世界初となる8ビットモデル、ピクセル・ボディのMINIを、2015年4月1日限定で、全国のMINI正規ディーラーで販売を行なうと、エイプリルフールとして発表した。
昨年春に7年ぶりのフルモデル・チェンジを受けたMINI。今回限定販売されるのは8ビット・モデルで、レトロゲーム「パックマン」のキャラを彷彿とさせる外観が特徴だ。またこの8ビット・モデルにはボタンひとつで形を自由に変えられる「トランスフォーム機能」も搭載している。道幅や狭い駐車スペースに合わせてボディの大きさが自在に変えられる。
なおボディカラーは全256色ものカラーを用意され、これは世界初、MINI8ビット・モデルが最初で最後である。
毎年4月1日の発表にあわせ新型モデルを開発しているドイツBMW社のA.プリルフール設計主任によると「昨年発表のクラシックMiniボタンにより、最新型も旧型も楽しめるMINIの開発も苦労したが、今回の8ビット・モデルの開発は、それ以上に苦労した。8ビットでのデザイン表現も苦労したが、何より、トランスフォーム機能の搭載が厄介だった。でも、これにより、世界が抱えている大都市への人口集中による課題が解決できると思っている」と述べている。
なお8ビットで表現されたMINIとパックマンの対決は、9月19日公開の映画「ピクセル」(http://www.pixel-movie.jp/)で見られる予定だ。