7月24日(日)に、独・ニュルブルクリンクで行われたFIA世界耐久選手権(WEC)第4戦で、アウディが2、3位表彰台を獲得。同時にファステストラップも記録した。
第4戦には2台のR18が出走。予選ワン・ツーと完璧な出だしだったが、レース開始後3時間目、2台ともピットアウトした直後にコースアクシデントが発生し、イエローフラッグが出された。
結果、R18よりも燃料タンクが大きく、ピットストップのタイミングをお遅らせることができたポルシェにアドバンテージを築かれ1位を逃した。ファステストラップを記録していただけに悔しい結果となった。
次回のWECは9月3日、メキシコはエルマノス・ロドリゲス・サーキットで開催される。
以下、アウディモータースポーツ代表の Dr. ウォルフガング ウルリッヒ氏のコメント
「我々は、ライバル達よりも 優れたラップタイムで走行していましたが、不運にもコーションピリオドにより勝利のチャンスを失う結果となってしまいました」
以下、アウディスポーツ LMP プロジェクトリーダーの Dr. ウルリッヒ ステファン ドライヤー氏のコメント
「ライバルに大きくアドバンテージを取られた時も、決して諦めることなく闘いを挑み続けたドライバー達やチーム全員を褒め称えたいと思います。チーム全員、素晴らしい仕事をしてくれました」