F1日本グランプリ ホンダが鈴鹿で開催されるF1グランプリのタイトルスポンサーに

ホンダは2021年4月24日、三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットで開催される「2021FIAフォーミュラ・ワン世界選手権シリーズ第17戦日本グランプリ」(10月8日~10日)のタイトルスポンサーに決定したと発表しました。これにより、今回の日本グランプリレースは、「2021FIA F1世界選手権シリーズ第17戦Honda日本グランプリレース」の名称で開催されることになります。

鈴鹿F1グランプリの公式ロゴマーク

オンライン記者会見に出席したホンダのブランドコミュニケーション本部の渡辺康治本部長は、「ホンダにとってF1参戦最終年となる今年、モータースポーツファンのみなさま、また関係者のみなさまにこれまでの感謝の意を表すとともに、日本のモータースポーツのより一層の振興のためタイトルスポンサーを務めさせていただきます」と語りました。

一方で、鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドの田中薫社長は、今後のF1開催について、「鈴鹿サーキットはご存じのように、F1グランプリは1987年の開催以来31回の開催を数えています。これまで800万人以上のファンのみなさまに、世界最高峰のレースをお楽しみいただいております。このたび交渉を重ねた結果、2022年から2024年までの3年間の開催契約締結に至りましたので、ここにご報告をさせていただきます。契約にあたりまして、大変多大なる御理解を示していただきましたステファノ・ドメニカリCEOをはじめとするフォーミュラ・ワンのメンバーのみなさまに改めて感謝を申し上げます」と述べ、ホンダ撤退後も、2022年から2024年まで3年間の開催契約を結んだことを発表しました。

オンライン会見に臨んだモビリティランドの田中薫社長(左)、ホンダの渡辺康治ブランドコミュニケーション本部長(中)、ブランドコミュニケーション本部の長井昌也モータースポーツ部長

ただ、現時点で新型コロナウイルスの感染が再燃し、再び緊急事態宣言が実施されるという状況で、今回の鈴鹿F1グランプリがどうのような状態の中で開催されるかは不透明です。

毎年3月ごろに鈴鹿でのF1グランプリ観戦チケットの販売概要が発表されていますが、現時点でアナウンスができる状態にないとモビリティランドの田中社長は語っています。

もちろんF1グランプリレースは、観客だけではなく、出場する選手、チーム関係者の全員が海外からの来日となるため、入出国でどのような措置が取られるのかも大きな問題になりますが、現時点では十分に見通せない状況になっています。

今秋の時点で広い範囲のワクチン接種が進み、感染者数が減少していることに期待したいものです。

モビリティランド 公式サイト

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COTY
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