VOL.85吉田由美のピンポイント＆チャームポイント
今回、「フォルクスワーゲン・ゴルフ」は進化するテクノロジーを搭載する「最新ゴルフ」を発売。
確かに7代目ゴルフは2012年に発売され、早5年。
最新の他モデルには続々と最新の安全装備やインターフェイスなどが搭載されているため、
今、乗ったら、少し古いと感じることもあったかも。
というわけで、今回のマイナーチェンジではすでに「パサート」や「ティグアン」にも採用されているデジタルメータークラスター「アクティブ・インフォ・ディスプレイ」を採用。
アウディTTなどにも採用されているハンドル奥のメーターのデザインが切り替わり、地図も映し出されるあの装備です！
ほかにもインフォテイメントシステムでナビゲーション機能付きの「ディスカバー・プロ」では、コンパクトカークラスで初の「ジャスチャーコントロール」です。まさに手の動きでラジオの選曲やできるとか。ちなみに試乗会で私もチャレンジしてみましたが、搭載車ではなかったのか、はたまた使い方が間違っていたのかでチャレンジできませんでした。残念。
安全装備にもレーンキープアシスト「レーンアシスト」とアダプティブクルーズコントロールを統合した「トラフィック アシスト」を搭載。加えて歩行者検知対応のシティエマージェンシーブレーキ機能付きのプリクラッシュシステム「フロント アシスト」を採用。
エクステリアでは3色の新色の中でもイエローが採用されたのが特徴的。
また、リヤのLEDテールランプはウインカーを操作すると「流れるライト」になり、今ドキ感がトッピングされています。
そして、期待通りの想像通りの走り。思わず「やっぱりゴルフいいね」と言ってしまいます。
これをどう表現すればよいかと思ったところ、いいものがありました！
最近、カーナビの画面にそのクルマのモチーフが登場することが多く、その場合、結構、クルマ自体を強めにアピールするものが多いのですが、ゴルフの場合は地味。このあたりも、ゴルフのスタンスは「主役はドライバー」ということなのかも。
こういった‘気配り’と‘奥ゆかしさ’が超ベストセラーカーの人気の秘密なのかも！？
