吉田由美のピンポイント&チャームポイントVOL59
今年のゴールデンウィークの私のお供は「ミニ・コンバーチブル」。
この時期のオープンカーは、本当に気持ちいい~♪
3代目の新型ミニ・コンバーチブルといえば2015年の東京モーターショーで世界初公開されたという、日本にゆかりのあるモデル。そして今年の3月2日「MINIの日」に発売されました。
4人乗り、ソフトトップのオープンカーですが、インテリアがヘリンボーン柄になっていたり、オプションではありますが、屋根の幌にはユニオンジャックの柄のものがあったり、随所にイギリステイストが施されているのもポイント。
MINIはBMW ミニとなった後も、「ローバー・ミニ」の生まれ故郷であるイギリスをリスペクトしているんですね。
屋根は30㎞/h以下なら走りながらの開閉も可能で、開閉時間は18秒。そしてこの屋根に秘密があります!
一気にオープンカー状態になるわけではなく、天井のスイッチを押すと、一度半分ぐらいのところで止まります。なので、私は初めてその様子を見た時に、「え? オープンにしてください」とスタッフの方に言ったほど。その後でフルオープン状態となるのですが…。
つまり、通常のオープンカーは全開と全閉しかないのに、そこにちょっとだけ風を感じたい時に使えるプチオープンモードの「スライディングルーフ機能」が付いているのです。
これだったら、気軽に屋根を開けられるので機会も増えそう。しかも、屋根を閉めている時とフルオープン時、スライディングルーフ時、それぞれで最適な温度調整ができるというお利口さん。
ミニ・コンバーチブルのキャッチコピーは「ALWAYS OPEN」ですが、この3段階の屋根のバリエーションで「ALWAYS HAPPY」になれそう。