吉田由美のピンポイント&チャームポイント VOL.58
最近のクルマは一見すると、それほどクルマ自体は変わって見えなくても、実はデザインにも手が込んでいるし、最新装備や“世界初”という技術を盛り込んでいるから面白い!
7年ぶりにフルモデルチェンジをしたアウディA4もそう。
「目指したものはデザイン、テクノロジー、スポーティネス」と謳っているだけあって、見た目もセダンなのにスポーティ。とはいっても、フォルムには環境面や製造時の制限などがあるし、ブランドやそのモデルの流れなどもあるため、それほど突飛なデザインというのは作りにくいと思われます。
でも、装備面や技術面などであれば盛り込み放題!? というわけではないとは思いますけど、「世界初」と聞くと、私の心も踊ります! どのぐらい踊ったかというと…その昔、一世を風靡した「ジュアリアナ東京」のお立ち台に上って踊るくらい! なかでも一番ワクワクしたのが、新型「アウディA4」のリヤのライト。
ウインカーやハザードスイッチを押すと、「LEDリヤコンビネーションライト」が光のウェーブでクルマの曲がる方向を指示します。この流れるライトはなんといっても視認性抜群! 内側から外側へ流れる光は、目が離せなくなること間違いなし。まるで「流れ星」みたい。
…というわけで、吉田由美命名「流れ星ライト」。
人は動物の本能として、動くものに視線が奪われます。ということは、ウェーブするウインカーは大正解。嫌でも目に入るので、クルマの動きが一発でわかります。
これならちびっコでも見逃す可能性は低くなるはず。というか、ずっと見ちゃって、むしろ他のものに目が行かなくなる可能性があるので注意しなければならないかも、ですね。