VOL.103 吉田由美のピンポイント&チャームポイント
先日、東京・六本木にある東京ミッドタウン前で見かけた黒い「トヨタ アルファード」の軍団。
六本木だけに、なにかの集会でもあるのではないかと思うぐらいの数。思わず引き返して写真を撮りたいと思うほどでした。
その後、近くのホテルに移動したところ、そこには先ほど見かけた中の数台とみられるアルファードがやってきましたが、リヤガラスの内側には「教習中」の文字。なるほど、タクシー会社が研修をしているところだったようです。
集会じゃなくてホッ(笑)
でも黒いアルファード&ヴェルファイア(略してアルヴェル)は、高いものだと約700万円という価格にも関らず、国内外で売れまくっています。そういえば数年前に仕事で香港に行ったときも、空港の車寄せには黒いアルファードがいっぱいで、相当威圧感がありました。
こちらの2台は、販売店違いの兄弟車(姉妹車?)ですが、コンセプトにも違いがあります。「アルファード」は、高級感でゆとりを演出し、ヴェルファイアはそれに比べると少しわかめのターゲット設定。
マイナーチェンジ後のアルファードは、少しフロントマスクのメッキ加飾は減らしたものの、黒の艶ブラックとのコンビネーションと大きさで迫力倍増。一方のヴェルファイアは、さらにメッキでの装飾部分が増えたおかげで押し出し感倍増!どちらもオラオラの教祖様と言った感じ。
私の中ではこれまでヴェルファイアのほうがオラオラ感が強いと感じがしていましたが、今はアルファードのほうが強くなり、まさに「俺様キングス」。理由は縦に使ったメッキ加飾の使い方。
一方のヴェルファイアは横基調のメッキデザインのため、同じくメッキ加飾は増量されたもののおとなしく見えるようです。サイズはグレードにもよりますがヴェルファイアのほうが15mmほど全長が長いようです。
個人的にはアルファードのほうが目にすることが多く、売れていると思っていましたが、意外にもヴェルファイアのほうが多く売れているのだとか。しかしこのマイナーチェンジ後、アルファードのほうが販売数が上回ってきているらしく、まさにこのギラギラ効果かも。
そういえばアルヴェルのリーズナブル版というか、「ノア&ヴォクシー」のやんちゃ顔版の「エスクァイア」も人気のところをみると、ミニバンは今、「俺様キングス」がブームのようです。
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