吉田由美のピンポイント&チャームポイント VOL8
こんにちは、吉田由美です。今回は今一番未来的なクルマ、電気自動車のお話です。
一時期はさまざまなベンチャー企業が、電気自動車をポコポコと造っていましたが、その後は少し苦戦している様子もあります。しかしそんな状況の中で最も成功していると思われる電気自動車メーカーが、「テスラモーターズ」ではないでしょうか。
テスラは、ロータス、ダイムラー、トヨタらと次々に業務提携などを行ない、話題に事欠かないのですが、つい数日前もITメーカー「アップル」が、テスラを買収するとかしないとかというニュースが流れましたよね。「テスラモーターズ」は常に注目される存在なのです。
そういえば、2013年の東京モーターショー会場には「モデルS」が出展されていたし、MEGA WEBで開催されていたモーターショーのサブイベントでは、一般の方向けモデルSの試乗会が行なわれていました。
私は東京モーターショー内で、一般の方を案内するガイドツアー役をやっていましたが、市販車で最も注目を集めたと思われるのが「モデルS」でした。テスラモーターズのブースには、モデルS一台しか展示されていませんでしたが、常にクルマの周りには人だかりが! そしてドライバーズシートに座ろうという人の行列ができていたんですね。
テスラSに乗って、一番「お~っ」と誰もが驚くポイントは、車内の真ん中のセンターコンソール部分にデンと設置された液晶モニター。17インチという大型なこの液晶モニターは、まさにアップルのiPadがそのままインパネに埋め込まれている感じです。正確にはiPadの液晶は9.7インチらしいので、それ以上! というか私の顔よりもおっきいんですねー。
ちなみにこの液晶画面では、地図機能はもちろん、エアコンの温度調整、音楽、インターネット、ドアロックやパノラミックルーフの開閉、クルマのセッティングなど、なんでもできちゃう(笑)。
イベント会場などで、パノラミックルーフをこの画面を使って開閉すると、スーパーカーのガルウイングを操作したときと同じくらい注目を集めます。
私はつい先日、モデルSの氷上試乗会に参加してきましたが、横滑り防止機能「ESC」の機能をON/OFFにする操作ももちろんこの液晶パネルの画面上でできます。iPhone やiPadと同じように指でスライドするだけ。付けツメしてても全く問題な~し、でした。
現在の市販されているクルマの中では、一番のハイテク感を持つテスラ・モデルSは、本当に「未来のクルマ」っていう感じです。モデルSは今年(2014年)から日本でもデリバリーが開始されますが、私、めちゃめちゃ気になってます~。