【今日の編集後記】試乗会の二股騒動

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レインボーブリッジ封鎖できません!のフレーズがよぎるが、ターンパイクを封鎖した

台風の影響で試乗会の日程にも変更が出た。予定していた日程がキャンセルされることになったのだ。が、運よく辻褄のあう結果になり、効率よく試乗できた。

当初の予定通り箱根での試乗会にモータージャーナリスト佐藤久実さんと参加。本日のテスト車はボルボのS60/V60ポールスター。なんと限定100台という希少モデルなのに、試乗会をやってくれた。

しかも観光道路を閉鎖し、占有の貸し切りでの試乗。さらに、一方通行の区間を作って対向車のいない状況まであった。つまり、「道幅いっぱい使ってクルマの性能を試してください」という意図なのだろうと解釈し、トライした。

「あれ、なんかうまくラインどりできないなぁ」とつぶやくと助手席の久実さんが
「そうそう、なんか変でしょ? サーキットってセンターラインがないから、自然とラインが見えるけどさ、ワインディングをいくら、目いっぱい使ってもいいですよ、って言われても走れないでしょ」と言う。

おっしゃる通りで、なんかうまくラインどりできない。単なるセンスの悪さかと思いきや、久実さんも似たようなフィーリングがあるんだと。

「ここでさぁ。万が一対向車来たら、完全アウトだよね」とハンドルを握るタカハシに向かって久実さんがつぶやく。ますます、ラインどりがおかしくなっていく。

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いろいろと、つぶやかれた

試乗後、ランチを取りながらあーだ、こーだと話をしているところに、スバルから電話が。
「明朝予定しておりました試乗会ですが、台風直撃の可能性が高くなり、中止とさせていただきました」という連絡。

振替をいつにするかとか、リスケの相談を長々していると、

「そういえば、今箱根にいるじゃん、スバルは修善寺だし、これから行ったら乗れないか?」という相手の都合を無視した思いがよぎり、図々しく聞いてみた。

「あ~、ちょっとお待ちいただけますか?」明らかに、動揺している。「そうきたか?!」と思ったに違いない。

「大丈夫です。お待ちしています」という明瞭な声。「すみません、突然無理なこと言いまして」と謝辞を伝え
「久実さん、これからスバル行きましょ!」

修善寺の試乗はクローズドエリア。まだ、発売前なので、当然ナンバーが付いていない。プロトタイプとは言っていますが、最終モデルであることは間違いなくほぼ、このまま発売されるモデルでしょう。

試乗はサーキットのようなレイアウトを持つ場所で、ラインどりを惑わすセンターラインはない。いつも通りに走れる・・・。

2.0LのNAで17インチと18インチサイズのタイヤ違いとハッチバックとセダンというモデルがあるが、大きな違いは18インチ装着にはトルクベクタリング(コーナリングブレーキ制御)機能がついていた。

このあたりの詳しいレポートはこのあと掲載するので、少しお待ちいただきたい。

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かなり、楽しそう。何かがメラメラしてるんでしょう

「新型インプレッサって何が一番の売り?」という直球の質問が久実さんから飛んできた。

「確かに。グローバルプラットフォームになったと言ってもね、普通の人には関係ないっすからね」
「何言ってんの、オートプルーブはそんな記事ばっかりじゃん」
おっしゃる通り。
「相変わらずハンドリングはいいね。でもさ、もう少し色気だせないのかなぁ。女子が魅力感じにくくない?」と久実さんがおっしゃる。
「確かに」

「おっしゃる通り」と「確かに」しか言えななくなってきている・・・

ピットに戻るとハンドリング・オタクの桂伸一さんがいた。いやいや、ジャーナリストの桂さんはこのとき、試乗会スタッフと会話をしていて、その時の話題が「年齢」。全然インプレッサの話ではない。

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オタクの桂さん(左)、Sの久実さん(中央)、バカ笑の俺

「そう、アキラと俺は同期なの。そう、三栄時代ね。あと、ギョウーカイだと◎◎さんと、△△ね、みんな同じ年」するとスタッフが

「え~?みんな同じ?◎◎さん老けてんなぁ~」と久実さんが距離を置く会話。
「みんな若かったけどさぁ、今、老眼鏡かけてまた、みんな集まってんの。俺なんか、サングラスもかけて2丁掛けだぜ?」とわけのわからん、オヤジギャグを飛ばしていた。

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