クルマと過ごす日々vol.72

みなさんこんにちわ、クルマと過ごせない日々を送るタカハシです。新型コロナウイルスの影響から、いろんなことで思わぬ発見が増えてきました。最初に驚かされたのは、ジュネーブモーターショーの中止でしたが、そこから考えさせられたのが「モーターショーってどれほど必要なのか」でした。

急遽の中止となり、出展予定だった各社の対応はインターネットでのワールドプレミア。PCからアクセスするとオンタイムで見ることができ、発表会見後、リリースが配信されるという流れでした。我々が記事を作る上では必要にして最低の情報は得られましたが、ただ、「これでいいのか?」という疑問は残りましたね。

その後、ウイルス感染は日を増すごとに拡大し、さまざまなイベントが中止・延期になりました。不要不急の外出は控えるようにも言われるようになり、サラリーマンにもテレワークするように要請があります。

写真イメージです

もともとWeb事業はテレワークというか、ノマドなわけで「いつでも、どこでも仕事」。インターネットさえあれば海外出張中でも原稿校正し、記事公開するという作業を行なっています。だから、テレワークになって困っているサラリーマンとはかなり環境が違います。

まだまだ、会社に行かないと仕事にならないという人は多く、ワーカーホリックの問題やワークシェア、働き方改革といった分野の課題は山積です。

写真はイメージです

そしてテレワークが数週間続いてくると、人は「無駄を省きたい」という高効率化を目指すようになりますから、ひたすら自分のすべき仕事に集中し、無駄を省きます。すると、それなりに仕事はこなせていて、決済の問題はあるにせよ出社せずとも片付けることはできていきます。が、単独で片付けられるワークの範囲は意外と狭く、仲間との共同作業があったりします。

自分のできるところを終わらせ、チームにその先を引き継いでもらいます。そして新たなタスクに取り掛かるという流れの中で、「あいつ要らなくねぇ?」という人が炙り出されてきますね。こわいこわい。

写真と本文は関係ありません

在宅者が増え、子供も外に出られず家に閉じこもる。WebやYouTube、ネットフリックスとかアマゾンプライムとかが好調らしい。新たなビジネスチャンス到来か。コンテンツが在宅でジャンジャン作れるエディター、クリエイターには追い風です。

これ飛躍すると学校不要説とか、会社不要説とかに繋がり、できる人だけが生き残るまさに資本主義。Face to Faceという言葉が懐かしくなるわけです。日本人は人とのつながりをとても大切にする国民ですが、ネット環境が人を変えています。「会わなくてもいい」「電話の非効率性」「通勤時間の無駄」「あいつ要らなくねぇ論」などなどが頭をもたげます。

中国のウイルス対策には驚きます。「1党独裁だと、そこまで管理できるんだぁ」と。そして諸外国の外出禁止令。日本は行動の自由が守られているので、命令できないのだそう。「要請」と「指示」まで。そこは忖度して外出しないことが大切ですね。

美味しかったパエリア。写真と本文は関係ありません

経済への大打撃。資本主義は競争社会ですから、こうした状況になるとあっという間にダメージをくらいます。経済の成り立ち、弱肉強食であるがために、牙をもぎ取られ「ハウス!」と国から言われると戦うことができず、ただ疲弊していくのを待つだけになります。

春のお彼岸で墓参。桜の開花が始まった頃

GWはどうなるのでしょう。ボッシュが2.5時間で検査できる検査キットを開発したので、あと待ちわびるのはワクチンと治療薬ですね。1年かかると言う説もあり、この「ハウス!」の状態が続けば破綻というケースも出てきますね。

1日も早い回復を願うばかりの今日この頃。では、また次回。

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