クルマと過ごす日々vol.53

編集長 髙橋明の「取材、ときどき、タカハシ」

2019年6月にトヨタから電動車普及チャレンジ説明会が行なわれ、そして2019年の1月にはアメリカのCESで豊田章男社長はモビリティカンパニーになるという宣言がありました。以前、フォードの前社長のマーク・フィールズも宣言した「モビリティカーンパンニー」、あまりピント来ないかもしれませんが、自動車会社と何が違うのか?この先のCASEやMaaSが、そしてCAFEやZEV、NEVといったワードがキーになっていきます。

クルマと過ごす日々vol.53

勉強しないとわかんなくなる

今、勉強しているのが、この参考書。「Mobility 3.0」という本。総合コンサルティング会社のアクセンチュアが出版した書籍ですが、ズバリ、書かれています。自動車会社がモビリティカンパニーへ変身しなければ生き残れないと言われる中、どの様に社会が変わっていくのか、何をしたらいいのか、といったことが書かれています。気になる方はどうぞ。¥2000円で売ってます。

アクセンチュアから発売されたstudy本
アクセンチュアから発売されたstudy本

個人的には、世の中が自動車産業の中で産業革命が起きているわけで、その目撃者になれているという多幸感があるわけで、ときどき、ニヤニヤしてしまうのです。この先どうなるのかわからないという「ワクドキ感」です。会社の経営に携わり、多くの社員を抱える人には辛いことかもしれませんが、生き残り人生ゲームがリアルで起きているという、味わいたくても味わえない変化の時代ですかね。

思えば、日本は終戦後の経済発展があり、新幹線も走り、携帯電話が生まれ、コンピュターで仕事をするようになったなんて、子供の頃には想像もしなかった訳で、ず〜っと変化は起きていたというのは年輪に刻まれているんですわ。人生俯瞰もいいものです。

ジェンソンの自伝です
ジェンソンの自伝です

ついでにもう一冊気になる本です。ジェンソン・バトンの自伝です。自伝ですよ、それを日本の出版社が出しました。東洋館出版社という会社から「ジェンソン・バトン自伝 ライフ・トゥ・ザ・リミット」というタイトルです。¥1800円。四六判です。

これはFMヨコハマの「ザ・モーターウィークリー」で放送しているDJ伊藤梓の体当たりチャレンジ企画に同行した時のスナップです。

クルマと過ごす日々vol.53

このお刺身丼ってすごい。酢飯ではないのですが、ボリュームがすごい。値段も破格。さすが漁師町の銚子。銚子は本州最東端のようで、日の出が最初にみれる場所。お正月の初日の出では多くの人が訪れるそうですが、5月の取材だったので、全く人影ものなく、でもご来光を拝んできました。

クルマと過ごす日々vol.53

この大きな目玉おやじは、灯台に使われているレンズ。間近でみると巨大です。

クルマと過ごす日々vol.53

これが犬吠埼灯台です。記念にパチリ。灯台の上部まで階段で登れます。90段。

この時のクルマはekワゴン。NAのFFモデルで2日間での走行距離は400km以上。燃費は25km/Lくらいでしたね。写真はeKクロスですけど。。。試乗記はこちらに掲載しましたが、しっかりしていて安心感があります。また「マイパイロット」という三菱のADASシステムを軽初搭載していて、高速道路が快適でした。

ハイトワゴンなので、高速では横風に煽られたり、空気抵抗もあるので一定車速運転には気を使いますが、マイパイロットを稼働させれば、勝手に車速は維持します。交通量の少ない場所ではかなり運転軽減になりますね。交通量が多いとそれなりに対応したくなので、アナログ運転に戻したりしましたけど。

 

個人的には、NAのFFでマイパイロット付きがお気に入りとなりました。ハイブリッドはモーター走行やモーターアシストとか「実感」する場面がなく、結果的に「いい仕事している」ので、お財布には優しいのかもしれませんが。あと「ハイブリッド」というブランド力はありますけどね。

クルマと過ごす日々vol.53

こちらは新型のX5。デカイ。横幅2m超えました。でもこの大きさが癖になります。3日間借りて試乗していたのですが、背も高かく幅もあるので、なんか征服感があるんですよ。エンジンはディーゼルですが、全くディーゼルな感じがなくもはやエンジンはなんでもいいという心境にもなります。

クルマと過ごす日々vol.53

横に立ってみました。タカハシは公称180cmです(実測178.6cm)。タカハシが小さく見えません?幅が2mもあると当然室内は広いわけで、その広さから漂うゴージャス感もたまらんです。高級車に乗っているという満足度が上がってきます。

クルマと過ごす日々vol.53

驚いたのはBMWもタコメーターが逆回転を採用したことです。これはプジョーが最初だと思いますが、「ギミックが好きだな」と思っていたらBMWまでもが・・・これは走りにこだわるBMWがそうしたことは驚きです。でも実際に走って何か不便か?と言えば、全く不自由なく問題ありません。

なんで鬼塚ちひろなのか。意味ありません。

Twitter:@akira3takahashi
編集長 髙橋明の「取材、ときどき、タカハシ」

COTY
ページのトップに戻る