ここだけの話 ここだけでも話せないものがあって・・・スタッフブログVOL47

前回のブログは上海取材の話で終わりました。その帰国翌日、修善寺に取材に行ったのですが、じつはここでもお話できない取材だったのです。

当日は小雨。あるメーカーのある新型車モデルの発表前試乗会というやつで、写真もダメだし、名前もだめ。もちろん記事なんて書けないわけで、結局読んでくれている人には何がなんだか?さっぱりわからん!ということになってしまうので、その話はなかったことに。11/18(火)に発表されるので、そん時になれば「あ~これだったか!」と気づいてください。そして11/29(土)には姉妹番組FM横浜の「ザ・モーターウィークリー」でその内容も放送しますので、お聴きください。

ホンダセンシングと銘銘されています
ホンダセンシングと銘銘されています

10/24の金曜にはホンダからレジェンドに搭載された安全装備についての技術説明会がありました。この手の説明会は、体験型を用意してもらいたいところですけど、座学のみでした。人を認識してクルマが自動で急停止するような技術開発は非常にハードルが高くて、確実に止まるというものでもない。これは別にホンダに限った話ではなくアイサイトだって、止まることを保証している装置ではないのだ。

かなりの確立で安全性は高いけど、条件によっては止まれない、反応しない、なんてこともあるから試乗会やテストはやりにくいわけ。さらに、そのあたりを踏まえて認識しやすいようにセッティングすれば、ジャーナリストからは「プログラム組んでんじゃないの?」とか、突っ込まれるわけですよ。また、アイサイト3はすんごく賢くなって、ダミー人形で止まるテストを繰り返すうちに、「あれはダミーだ」と見破ってしまうときたもんだから、テストも一苦労あるわけね。

ホセ・マリア・ロペス
シリーズチャンピオンを鈴鹿で決めたロペス
シトロエンワークス
2014シーズンはシトロエンが圧倒的な強さを誇った

土曜日からはWTCCの鈴鹿ラウンドですよ。その道中を楽しませてもらったのがフォルクスワーゲンポロ。1.2Lターボというダウンサイジングのコンフォートライン。Bセグメントサイズですが、横浜から鈴鹿までの距離では、特に疲れるとか、何も感じることもなく移動できました。さすがにアクセル全開時のパワー、加速感はいまひとつですけど、排気量を考えれば十分なイメージです。カタログ燃費は22.2km/Lですが、実用燃費としては、車載メーターで18km/L台まで。でも十分省燃費です。

ポロ
鈴鹿のパドックにて。ドイツ車はやっぱり長距離でも楽だなぁ
ポロ
右ハンドルだと、少しペダルレイアウトが気になるかも

て、WTCCですが、メーカーチャンピオンはシトロエンに決まっています。が、ドライバーズタイトルは未だ決まらず、という状態で鈴鹿で決まる公算が高かった。その時のレポートはこちら。見事に昨年のチャンピオンミュラーを抑え、さらにあのセバスチャン・ローブをも振り切ってのロペスのチャンピオンはかっこよかった。しかもレースに勝ってのチャンピオン決定ですから、千秋楽を待たずに優勝するのとは訳が違うわけ。

興奮冷めやらぬ月曜日はMINIに5ドアがついに追加。これだけラインアップが豊富だと「あれ5ドアってなかったんだっけ?」という人もいただろう。MINI好きの間でも待ち焦がれたモデルだ。そのレポートはこちらでっせ。

MINI5ドア
5ドアになってもバランスがいいMIN
MINI5ドア
乗り込みは少し狭いが、自分用のドアがあるのは落ち着く

スタジオ見学会のように、BMW広報の前田さんも参加。広報部のみなさま、スタジオ見学いつもで歓迎です~
スタジオ見学会のように、BMW広報の前田さんも参加。広報部のみなさま、スタジオ見学いつもで歓迎です~

試乗会後のその足で姉妹番組ザ・モーターウィークリーの収録に立会い。COTY実行委員長と副実行委員長が出演されて、COTY話をしてもらいました。聞き逃した方はこちらでアーカイブしています。収録おわりは、せっかくなのでスタッフ共々横浜中華街へ。同發へ行きました。旨かったけど写真撮るの忘れた・・・

火曜日は社長と打ち合わせを兼ねたランチミーティングで、あるメーカーの広報の方もご一緒しました。ここではなんと陳さんの中華を・・・これぞ中華三昧。

水曜日はシェフラーのシンポジウムがあり、ローランド・ベルガーの報告があり、これかの自動車業界のあり方について非常に勉強になる話をゲットしました。その内に「雑誌に載らない」あたりで掲載しますね。そのさわりですが、クルマのパラダイムシフトは必ず起こる、しかも近い将来。その時に世の中はどうなっているか?自動車メーカーやサプライヤーはどうしているか?なんて話です。どうです?興味ありますか?

エスクァイヤ

同じ日にトヨタのボクシー/ノアのラグジュアリー仕様「エスクァイア」が発表されました。月下旬に試乗会があるので、その様子はレポートします。

マクラーレンP1GTR
DJの藤本えみり嬢。なぜそのようなポージングを?自らやっているのでわかりません????

金曜日はマクラーレンGTRやロールスロイスの発表会があり、ちょー豪華な金曜日でした。しかし、タカハシは月末ということで、経理的な用事が山積していたので、いづれも顔を出せず他のスタッフが取材に伺いました。

ロールスロイス

週末連休は3日に日本EVクラブの恒例イベントが筑波サーキットで行なわれ取材に伺いました。今年で20年続くこのイベント、当初は鉛バッテリーを改造したEV車ばかり。まだi-Mievリーフも発売されてませんから、ま、EVのさきがけ的イベントです。その後はみなさんもご存知のとおりBMW i3など魅力的なEVが自動車メーカーからも発売され、います。

日本EVクラブ
スタッフMTG。自動車メーカーのEV車をドライブするモータージャーナリストたち。吉田由美さんがかろうじて写ってる
日本EVクラブ舘内端
日本EVクラブ会長のジャーナリスト舘内端氏。当サイトにも連載コラムを執筆いただいている

イベントではメーカーの新型EVの同乗走行というのが人気イベント。モータージャーナリストのドライブで筑波2000を走るわけです。テスラSなんて最も出力が高いのと、運転手が石井昌道さんだったこともあって、全開走行に他のEVカーをごぼう抜きするジェットコースター試乗が人気でした。

寄本氏
EVのスーパーセブンで日本一周をした寄本氏もEVフェスティバルに参加。

発足当初は限りある化石燃料の使い方はこれでいいのか?とかCO2削減はどうすれば解決するか?などといった論調だったと記憶していますが、今ではWwell to wheelという考え方も浸透してきたので、単にCO2削減だけを叫ぶようなことではなくなりまた。つまり、井戸、原油の掘削からホイールで消費するまでの間でCO2はどのくらい排出されているのか?という数字を各企業が算出し公表をし始めたからです。

つまりEVカーは新たなフェーズに突入した、ということになり鉛バッテリーのコンバージョンEVがあったからこそ、色々な考え方も理解できるようになったということなのでしょう。

マツダ本社
マツダ本社

翌日の火曜日からは広島へ出張です。広島といえばそう、マツダですよ。マツダの「クルマ造りを語る会」というのがあって、そこに参加させてもらいました。記事は今週中には公開しますのでぜひ、読んでみてください。

デミオ
デミオに乗って三次のテストコースに向かう。のどかな風景のドライブで気持ちよかった

木曜日はレクサスにクーペモデルが加わり横浜で試乗会がありました。レクサスクーペはRCという名前でその試乗レポートはこちらです。それにしても東京でレクサスを見かけると、恕迫力と感じるスピンドルグリルですけど、上海でみたスピンドルグリルは、それなりにイケてましたね。なんだろう、この感じ方の違いは・・・という素朴な疑問もありました。

レクサスRC
横浜のインターコンチネンタルホテルをベースに、レクサスRCの試乗会は行なわれた

金曜日はアウディA1シリーズのやんちゃ版S1/S1spotbackの試乗会とe-up!の試乗会です。アウディは箱根でワインディングを、e-up!は幕張で市街地走行を体験するというものでした。が、箱根から幕張への試乗会移動は時間的に厳しく、編集長と手分けして試乗してきました。こちらもまもなく試乗レポートを出しますので、興味のある方は読んでみてください。

箱根は今紅葉がはじまり、イイ感じになっています。天気のいい日も悪い日もドライブにはもってこいの状況ですよみなさん。気持ちいいドライブを楽しんでください。

COTY
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