【ここだけの話】VOL29 その2 欧州取材痛遊紀行 スタッフブログ

フランクフルトの初夜を終え、翌日はビュルツブルグという街へ移動。バスでフランクフルトから約2時間の距離。司教の街ということで歴史的建物も多く残されていますね。でも西洋史も西洋美術にも詳しくない、いや、まったく記憶からすっぽり抜け落ちてて、大学受験の時など忘却の彼方。「わー凄い」「かわいい」「チョーきれい」しか形容できないイマドキの若人と同等の自分にがっかり。

ビュルツブルグ
ホテルからの眺め。数日前までの大雨で川は茶色く水量多め
シュタインブルグのホテル
宿泊したホテルの外観。う~ん中世だ

ツアーガイドさんがいたので、それなりに説明をしてくれるのだが、やはりバックボーンとなる知識がないから感動が薄い。深い歴史も感じるし、建築物の迫力も感じているのに、無知ゆえに心の反応が。。。

マイルーム
内部はチョーモダン
シャワールーム
シャワールームに扉はない。ムフフ

ガイドさんのお話をまとめますとね、写真がすべて撮影禁止なんで、なんとも伝わりにくいですが、建物の外観から想像しください。

宮殿
宮殿正面
司教
司教と説明していたような・・・

訪れたのは宮殿。天才建築家バルタザール・ノイマンの設計で領主・大司教の居城だったところで、18世紀に建築というから日本なら江戸中期ぐらいかな。入ってすぐの2階まで続く階段の間が凄い。でた!「すごい」。。。天井画はベネチアのフレスコ画家、ティエポロ作で、世界最大級のフレスコ画だそうだ。
ボッシという彫刻家の作品もあり、繊細な漆喰がすばらしい。巨大な大理石の柱、ボッシ作のスタッコ、ティエポロの天井画など装飾が凄く圧倒されるんですよ。
宮殿の南側には宮廷教会があり、外観からは想像できないバロック式の内観が見ごたえある。なんでもそういう建築注文だったらしく、そのギャップは印象的だったなぁ。

集合記念写真
左から3番目がタカハシ。なんだか楽しそうだ。。。
ビュルツブルグ
眼下にビュルツブルグを見下ろす

ビュルツブルグは時代背景や宗教のことを理解していないと希薄な観光見学なんだと悔念。遡れば、パリのノートルダム大聖堂で有名なゴシック様式は12世紀に始まり、ワイングラス片手にルネッサンスがイタリアから起こり、ロマネスク、バロックと変化する西洋史。なんだかなぁ~という観光の一日でした。

市内
赤い教会。市内にも強烈な印象の建物がある
すしバー
すしバー

翌日からはZFの取材会で、既に記事を3本アップしているので、仕事っぷりも確認してください。
で、2日間びっちり取材をし5日目となる日は皆さん帰国。タカハシはル・マン24hレースが翌週にあるので、ひとりフランスへと旅立つのでした。

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