【ここだけの話】VOL15イヴォーク北海道試乗会後記 スタッフブログ

売れに売れまくっているレンジローバーイヴォーク。今から購入しても納車までに半年はかかるというほどで、レンジローバーブランド始まって以来の大ヒットということだ。もちろん、台数で言ってしまえば、プリウスのような台数ではない。プレミアムセグメントのSUVであり、500万円近い価格だから気軽に購入できるものでもない。

そのイヴォークが発売されてから、1年近く経ち、あらためてその魅力の再確認という意味を込め、ジャガーランドローバージャパンが主催するメディア向け試乗会が北海道、女満別周辺で行われたので参加させてもらった。

イヴォークの評価はすでに何度かレポートしていて、参加する側の意識としてはナーバスになって試乗するという気分ではなく、東京周辺や箱根界隈とはちがった環境で乗ってみるとどんな印象になるのか?再確認、という感じだ。まったく、贅沢な話だと思うが試乗会には社長のラッセル・アンダーソン氏も参加するので、普段聞けないことも取材することができるから、やはり、この試乗会の意味は大きい。

羽田からエアドゥで女満別に飛び、到着は夕方。「東京より日没が早いなぁ」など思いながらチャーターのバスでホテルまで移動。するとこの夕景。素晴らしい景色にすぐさま遭遇し走るバスの車窓からパチリ。どうやら有名な撮影スポットらしく、アマチュアカメラマンが数人撮影していた。「プロもいただろう」と突っ込まれそうだが。

到着後、夕食をしながら他のメディアの方やJLJのスタッフといろいろな話で盛り上がり、社長からも話が聞ける。「今年はFタイプがまもなくワールドプレミアされますよ」ってな話がサラッと出てくる。「来年以降も多くの革新が起こる」というジャガー&ランドローバー社長の話は興味深かった。目が離せないメーカーのひとつと断言しておこう。

翌朝、目を覚まし窓の外を見るとその眺めは素晴らしく、さすが北海道というべきか、日本ではないような景色が目の前に広がる。白樺とフラットな景観、目前に網走湖があり雄大さを感じる。眼下には試乗車のイヴォークがズラリと並ぶ。

ロビーへ降り、チェックアウトをして、さっそく試乗させてもらった。まずは、網走方面に走り能取岬(ノトロ岬)を目指す。20分も走ると眼前に広がるオホーツク海に出くわす。めったにお目にかかれない北の海。冬には流氷が着岸するあのオホーツクだ。寒風吹きすさぶ極寒の地だが、今は晩夏である。だから暑い。ただ、周辺に高い建物はもちろん、樹木もないので風はビュービュー。日ごろ、東京の熱風に嫌気がさしているから、その風も爽快。

ここは日本?というすばらしい景色


次なる目的地は美幌峠。「どんだけ峠走るのが好きなんだ?」と言われそうだが、北海道の峠は箱根のようなタイトなコーナーが続くことはない。Rもゆるく、勾配もゆるい。逆に言えば高速コーナー・・・。

美幌峠の展望台から屈斜路湖が一望できる。目の前は中之島。まぁ、でっかいど?と言いたくなる景色。そして美空ひばりが美幌峠を題材にした歌をう歌っているようで、その曲がスピーカーではなく、拡声器から流れてくる。

イヴォークの絵の描かかれたおしゃれなランチを堪能し、ソフトクリームがおいしいとか、生メロンジュースがおいしいとかの「おいしい」情報を受け、イヴォークをドライブしながら名店めぐり。ちなみに、右側の写真でイヴォークを撮影しているのは、じゃy-ナリストの桂伸一さん。北海道試乗会はペアで行動するが、そのお相手。おじさんふたりでソフトクリームをペロペロなのである。

中国人か韓国人か。アジアからの観光客も多いが、じつはタカハシです。

こちらは「神の子池」という最近話題のパワースポットらしい。地下で摩周湖とつながっていて、一日1.2万トンも湧水なのだという。透明度が高く、エメラルドブルーに見える。なにかのlパワーにあやかれればいいのだが・・・

イヴォーク試乗会は2日間、24時間に渡り堪能。そして北海道の雄大さも。そこで思ったのは、「このおしゃれなデザインで、この走行性能であれば売れるよな」ということ。つくづくクルマはデザインが重要だということを感じた試乗会だった。

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