【ITS世界会議】ITS世界会議で学生らと清水和夫がITSの未来を白熱討論

ITS白熱討論会で意見交換する清水氏(左)と一般からの参加者

2013年10月18日、東京ビッグサイトで開催されたいた第20回ITS世界会議東京2013で、特別企画『「つながるクルマの未来」を清水和夫さんと語ろう 白熱討論会』が行なわれた。

この討論会には国際自動車ジャーナリストの清水和夫氏、自動車ジャーナリストの飯田裕子氏、国土交通省・西川昌宏氏、東京大学・大口敬教授、トヨタ自動車・森敬一氏らと、一般から募集された学生、主婦ら約30名が参加した。

参加者たちは、まず最新のITSを利用した高速道路サグ部分の渋滞解消実験などを見学。その後、ビッグサイトの会議室でITSの現状、将来性などのプレゼンを実施し、清水氏の進行により学生、主婦らと活発な意見交換を行なった。

「デートに行くのに時間が読めるから電車の方がいい」「結局、クルマは最後は停まらないといけない。駐車場の問題も何とかしてほしい」「全国の小学校のPTAでは周辺や通学路の危険な場所のデータをプリントなどで、児童・保護者が共有している。それをデータとして吸い上げることはできないか?」など、一般ユーザーとしてのクルマの将来の問題点やITS利用法に関して、意見が出された。

この白熱討論の模様はビデオに収録されており、それをタイムカプセルに収納。東京オリンピックが開催される7年後の2020年に、再び今回の参加者が集まって、このときの討論で出た問題点、予測などがどうなっているか、再びディスカッションされる予定だ。

ITSジャパン公式サイト

ページのトップに戻る