トヨタ「Woven City」を静岡県・裾野市で着工【動画】

トヨタ、ウーブン・プラネット・ホールディングスは2021年2月23日、静岡県・裾野市で未来を象徴するスマートシティ「Woven City」(ウーブン・シティ)の建設を行なうトヨタ自動車東日本・東富士工場跡地に隣接する旧車両ヤードで地鎮祭を実施しました。

豊田章男社長は「Woven City」は2月23日に着工したい、と第2四半期決算説明会で語っていました。建設の現場となるトヨタ東日本・東富士工場は、計画通り2020年12月で操業を終え閉鎖され、東北工場への移転を開始。また新型コロナウイルス感染拡大の影響も受けることなく、この日着工にこぎつけることができました。

地鎮祭には、川勝平太静岡県知事や高村謙二裾野市長など地元関係者を来賓に迎え、トヨタからは豊田章男社長、ウーブン・プラネットのジェームス・カフナーCEO、トヨタ東日本の宮内一公社長など、関係者が出席しました。

豊田章男社長は、「Woven City」の着工にあたり「ヒト中心の街、実証実験の街、未完成の街がWoven Cityのブレない軸です。多くの仲間とともに、多様性をもった人々が幸せに暮らすことができる、未来を創造することに挑戦いたします」とスピーチしました。

建設される人工都市「Woven City」には、トヨタ関係企業の約360人が住み、無人バス「e-Palet」を始め、自動運転車両によるモビリティ、デジタル化されたインフラ システムをベースにしたMaaSなど、モビリティ会社としての実証実験が行なわれる予定です。ちなみに約360名は高齢者、子育て家族、発明家を予定しているとしています。

「Woven City」は自動車メーカーからモビリティ企業へと舵を切った豊田章男社長じきじきのプロジェクトであり、これを実現するためにウーブン・プラネット・ホールディングス(旧TRI-AD)が運営やソフトウェア開発を担当することになります。

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