横浜ゴムは2019年12月5日、低燃費タイヤブランド「BluEarth(ブルーアース)」の新商品でクロスオーバーSUV向けサマータイヤ「ブルーアース-XT AE61」を2020年2月から順次発売すると発表した。発売は18サイズで順次サイズラインアップを拡充する予定。価格はオープンプライスとなっている。
「ブルーアース-XT AE61」は、近年販売を伸ばしている都市型のクロスオーバーSUV専用に開発したサマータイヤで、市街地や高速道路などオンロードを気持ちよく走り、シャープなハンドリング性能やSUVの車内の静粛性向上のほかに、偏摩耗を抑制して長く使えるロングライフ性能を兼ね備えたタイヤだ。
トレッドのルックスは、ハイパフォーマンス・タイヤ的だが、ブルーアース・ブランドにふさわしく、低転がり抵抗、ウエット性能、耐摩耗性能も追求している。
また、「ブルーアース-XT AE61」は、国内タイヤラベリング制度において、全サイズでウェットグリップ性能の最高グレード「a」、転がり抵抗性能「A」を獲得。両立の難しいウェット性能と転がり抵抗性能を兼ね備えている。
トレッドパターンはクロスオーバーSUVに求められる性能を発揮する非対称パターンを専用開発。ショルダーからセンターリブまで高剛性を追求した設計とし、ハンドリング性能と耐偏摩耗性能を実現。「4ストレートグルーブ」+「インサイドナローグルーブ」が高いウェット性能を確保している。
さらに、エアポンピング音を抑制する「非貫通グルーブ」や「5ピッチ・バリエーション」を採用し、ノイズを抑制するパターン設計採用し、より優れた静粛性を実現している。
コンパウンドにはウェット性能および低燃費性能に効くシリカとポリマーを配合した「ナノブレンドゴム」を採用。タイヤのプロファイル面は滑らかな接地形状と接地圧を均一化する「マウンド・プロファイル」を採用し、直進安定性と耐偏摩耗性能を高いレベルで両立させている。