横浜ゴムは2019年10月23日、乗用車用オールシーズンタイヤ「ブルーアース-4S AW21」を2020年1月9日から発売すると発表した。この「ブルーアース-4S AW21」はこれまで一部地域での試行販売が行なわれていたが、今回から全国販売となる。発売サイズは225/55R19 99V〜175/65R14 82Tの19サイズで、価格はオープンプライス。
製品概要
「ブルーアース-4S AW21」は優れた雪上性能とウェット性能を両立するとともに、ドライ性能および耐摩耗性能を確保したオールシーズンタイヤだ。
タイヤトレッドのセンター部から左右斜め方向に広がるV字ダイバージェントグルーブの方向性パターンを取り入れることで、ウェット路面での排水性を高めている。さらに交差するクロスグルーブが雪上性能で効果を発揮する。
また、接地面積の確保に有効な幅広トレッドや大型ショルダーブロックによって、ドライ路面でのパフォーマンスが向上し操縦安定性を高めている。コンパウンドは、シリカを配合しウェット性能を向上させているほか、末端変性ポリマー3の配合により雪上性能、ウェット性能を向上させている。
また、サイドウォールには国際基準で定められたシビアスノータイヤ条件に適合した証である「スノーフレークマーク」(ヨーロッパ規格)が打刻されており、チェーン規制時(「全車チェーン規制」除く)でも走行可能なタイヤとして認められている。なお「全車チェーン規制」の場合はスタッドレスタイヤでもチェーンが必要になる。