【レース】横浜ゴム EVレーシングカーでパイクスピークに6度目の挑戦

2014060416ms002_2 — 258psのモーターを搭載する「HER-02 」

2014年6月4日、横浜ゴムは6月29日にアメリカ・コロラド州で開催されるヒルクライムレース「2014 パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」に6年連続でオリジナルEVレーシングカーで参戦すると発表した。

横浜ゴムがパイクスピーク･ヒルクライムにEVレーシングカーで出場するのは今回で6年連続になるが、ゼロエミッションのEVレーシングカーに装着するタイヤは低燃費性能と運動性能を両立させた「BluEarth-A（ブルーアース・エース）」。出場のコンセプトはゼロエミッションレーシングカーと低燃費タイヤという組み合わせにより、走る喜びと環境との調和、電気自動車用タイヤの研究開発としている。

過去には2010年、2011年で2 年連続のEV歴代最速記録を樹立し、2012年は自己ベストを21秒以上短縮している。2013年はシステムエラーにより途中棄権となってしまった。2014年の今回はさらなる好成績を狙う。ドライバーは国内外のオフロードレースで活躍する塙郁夫をこれまで通り起用する。

塙郁夫オフロードレースで活躍するベテランドライバー。1990年代には国内最高峰のオフロードレース「JFWDA チャンピオンシップレースシリーズ」で10年連続チャンピオンを獲得。2001年には公式戦100勝を達成している。

なおレースウィークの現地での模様は「チーム・ヨコハマ・EV チャレンジ」専用サイトと、「パイクスピークEV チャレンジ」公式Facebookに随時アップされる。「チーム・ヨコハマ・EV チャレンジ」専用サイトでは「パイクスピークEV チャレンジ」のこれまでの軌跡を動画や写真などでも紹介している。