トーヨータイヤは2023年6月7日、メキシコ・バハ半島で5月31日（水）から6月4日（日）に開催されたオフロードレース「第55回 SCORE BAJA 500（バハ500）」で、トーヨータイヤが上位を独占した。
トーヨータイヤと米国のタイヤ販売子会社Toyo Tire U.S.A. Corp.がサポートしているブライス・メンジス選手が総合優勝を果たし、マイク・ウォルサー選手が総合2位、ジェイソン・マクネイル選手が総合3位とトーヨータイヤ勢が上位を独占した。
また、総合3位のジェイソン・マクネイル選手はTrophy Truck Spec部門で、グスタボ・ヴィルドソーラ・シニア選手はTrophy Truck Legends部門でそれぞれクラス優勝を収めている。
SCORE BAJA 500は、世界有数の過酷なオフロードレース・シリーズ「SCORE World Desert Championship」（全4戦）の第2戦となるが、特にこのBAJA 500は歴史のあるオフロードレースだ。
オフローダーが憧れるバハ500
全行程約470マイル（約750km）の起伏に富んだ砂漠地帯や岩場の多い山岳地帯を高速で走行するレースで、トーヨータイヤ「OPEN COUNTRY M/T-R」が優れた耐久性とパフォーマンスを発揮した。
ブライス・メンジス選手は、一度もトップを譲ることなく9時間6分37秒のタイムで完走を果たし、2022年のBAJA 400以来となるSCOREシリーズレースでの総合優勝を成し遂げた。
ブライス・メンジス選手は、「このレースには8年間挑み続けてきたが、今回はスタートから違った。トーヨータイヤの優れたタイヤのおかげでトップを守り続け、この素晴らしい勝利を味わうことができた。BAJA 500で4度目の優勝を果たした喜びは計り知れない」とコメントしている。
トーヨータイヤは、9月12日（火）から17日（日）に開催される2023年SCOREシリーズの第3戦「SCORE BAJA 400」でも、OPEN COUNTRYシリーズのタイヤをサポート選手へ供給し、再度の総合優勝をめざすとしている。
