トーヨータイヤは2022年11月11日、アメリカにおけるタイヤ販売子会社Toyo Tire U.S.A. Corp.とともに、11月15日〜11月20日の6日間、メキシコのバハ・カリフォルニア州で開催される第55回「SCORE BAJA 1000(バハ1000)」に参戦する選手のチームに対し、ピックアップトラック/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY」シリーズを供給し、サポートすると発表した。
「SCORE World Desert Championship」(シリーズ全4戦)の最終戦である「SCORE BAJA 1000(バハ 1000)」は、荒野を昼夜を通して駆け抜けることから、世界屈指の過酷なオフロードレースとして知られている。今回は全行程約830マイル(約1340km)のコースとなり、メキシコのバハ・カリフォルニア半島の都市、エンセナーダを出発し、半島を一周して同地に戻るコース設定になっている。制限時間内にゴールするためには、山岳地帯や砂漠地帯の悪路も高速で走破するドライバーの高度なテクニックとそれに応えるオフロード向けタイヤが不可欠だ。
トーヨータイヤがこのレースに供給する「OPEN COUNTRY」シリーズは、世界各地のオフロードレースへの参戦で培った経験をフィードバックし、開発を重ねてきており、荒れた路面をしっかり捉えるトラクション性能やブレーキ性能、悪路でも力強く走り抜けるための工夫を凝らしたトレッド、走行中の衝撃などに対して耐久性の高いタフネス構造などの特長を生かして、これまで数々の勝利を獲得している。
今回のレースのサポート選手であるアンディ・マクミラン選手とブライス・メンジス選手、タボ・ヴィルドソーラ選手とアラン・アンプディア選手がそれぞれチームを組み、総合優勝をめざす。また、9月に開催された「SCORE BAJA 400」においてクラス優勝を果たしたグスタボ・ヴィルドソーラ・シニア選手、クリストファー・ポルヴォード選手も、2022年シリーズのクラスチャンピオン獲得へ挑む。各車両には「OPEN COUNTRY M/T」をレース用にチューンアップした「OPEN COUNTRY M/T-R」が供給される。
また、トーヨータイヤはこのレースへ初参戦するSUV・四輪駆動車用総合パーツメーカーであるジャオスと戦略的パートナーシップを締結しており、同社の「TEAM JAOS」にも「OPEN COUNTRY R/T」が供給される。