トーヨータイヤは2022年9月2日、SUV用タイヤブランド「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)」が2023年に40周年を迎えることを記念し、「OPEN COUNTRY 785」を10月から国内市場で復刻発売すると発表した。
オープンカントリー・シリーズは1983年、オンロードとオフロードの走行性能を向上させるタイヤとして日本で誕生。その後、ピックアップトラックやSUVが定着している北米市場で人気を博している。
今回発売するOPEN COUNTRY 785は、1983年に発売されたOPEN COUNTRYブランド4商品の中の1商品で、オープンカントリー40周年を迎えることに先立ち復刻発売することになった。トレッドパターンは当時のデザインをそのまま再現し、舗装されていない凹凸路面や泥濘路面でも走行可能なトラクション性能を備えている。
タイヤのサイド部は、レトロデザインとモダンデザインの両面デザインとし、ユーザーの好みや車種に合わせて外観を自由に選択できるデュアルサイドデザインが特徴だ。
レトロデザインは、ロゴのデザインも当時のままでレトロ感を演出。モダンデザインは、ブランド名と商品名を特別色のアイボリーホワイトカラーで立体的に表現し、さらに、バットレス部にトレッドパターンを表現したデザインを採用している。
価格
OPEN COUNTRYシリーズのサイズ追加
トーヨータイヤはSUV用タイヤブランド「OPEN COUNTRY」シリーズの「OPEN COUNTRY A/T EX」、「OPEN COUNTRY R/T」の新サイズを追加設定し、9月から発売する。
今回のサイズ拡充では、デザイン性を追求するユーザーから好評のタイヤサイド部のブランド名や商品名を白い文字で立体的に表記した「ホワイトレター」を採用したサイズが追加される。オールテレーン・タイヤ「OPEN COUNTRY A/T EX」ではコンパクトタイプのSUVを、ラギッドテレーン・タイヤ「OPEN COUNTRY R/T」ではクロスオーバータイプの軽自動車をターゲットとしたサイズをそれぞれのラインアップに加えている。価格はいずれもオープンプライス。
「OPEN COUNTRY A/T EX」はミドルクラスのSUVをターゲットに、純正サイズを中心としたラインアップでユーザーニーズに応えた「オールテレーン」タイプのタイヤだ。オフロードだけではなく、一般道や高速道路などのオンロードで走ることを考慮した、スタイリッシュなトレッドパターンを採用。また、サイド部にはブランドロゴとタイヤのパターン名を白文字で立体的に表現したホワイトレターを採用し、デザイン性を重視している。
「OPEN COUNTRY R/T」は、オフロードにおけるトラクション性能と、オンロード走行に求められる耐摩耗性能や走行安定性を高い次元で両立させたタイヤだ。不整地や泥濘地の走行に強みを持つ「マッドテレーン」タイプと、オンロード中心でありながらオフロードとのバランスも重視した全地形型「オールテレーン」タイプの中間に位置する新しいジャンルの「ラギッドテレーン」のパターンデザインを採用している。