トーヨータイヤは2021年12月9日、ミニバン専用タイヤの新商品「トランパスmp7」を2022年1月から発売すると発表した。発売サイズは全28サイズ、価格はオープンプライス。
日本国内におけるミニバンの需要は依然として堅調で、直近のデータでは新車登録台数に占めるミニバンの構成比は15.8%と乗用車の中でも高い割合を維持している。
人気上位の車種ではハイブリッド車の比率が年々増加傾向にあり、車両の重量化も進んでいるため、タイヤには更なる摩耗性能の向上が求められ、またゲリラ豪雨の発生回数が年々増加しているため、ウエット性能の向上も求められている。
今回登場する「トランパスmp7」は、ミニバン専用タイヤの特長として長年培ってきたロングライフとふらつき抑制の基本性能を踏襲しながら、耐摩耗性能と雨の日などにおけるウェット性能の向上を実現。
タイヤが路面に接地した際にゴム部分へ掛かる負荷の均一化を図ることで、圧力が1ヶ所に集中して発生する局所的な摩耗を抑制している。またウェット路面におけるブレーキ性能の実車評価テストでは、従来品(トランパスmpZ)比で制動距離を15%短縮している。