トーヨータイヤとアメリカの子会社「トーヨータイヤUSA」は、2019年6月30日にアメリカ・コロラド州で開催される「2019 パイクスピーク国際ヒルクライム 」に協賛すると2019年6月20日発表した。また、4輪のタイムアタッククラスとエキシビションクラスに参戦する4チームに対して、ウルトラハイパフォーマンタイヤの「プロクセス」シリーズを供給してサポートする。
イベント概要
2019年で97回目となるパイクスピーク・ヒルクライムは、ロッキーマウンテンの山頂(標高約4300メートル)付近をゴールとしてめざす歴史あるカーレースとして知られ、参加車両は全長約20km、高低差約1400m、合計156のカーブのある山道を一気に駆け上がることで知られている。
供給タイヤはプロクセスシリーズ
このヒルクライムに参戦する車両向けに供給されるのはプロクセス・スリックタイヤで、温度変化が激しく、条件の厳しい路面に対応するために開発されたレース専用タイヤだ。また、ドライ路面での性能を追求するために特別なチューニングしたアメリカ市場で販売されている競技専用タイヤのプロクセスRRも供給される。
タイムアタッククラスでは、米国で有力なレーシングチーム「FLYING LIZARD MORTORSPORTS」をはじめとする3チームにプロクセス・スリック、プロクセスRRを供給する。また、エキシビションクラスでは、1949年製「Old Smokey Ford F1 pickup」で参戦する「CHUCKLE’ S GARAGE」にプロクセス・スリックを供給する。