東洋ゴム工業の米国販売子会社である「Toyo Tire U.S.A. Corp.」は、2012年1月1日から15日まで開催予定の「DAKAR ARGENTINA CHILE PERU(通称:ダカールラリー2012)」へ参戦する有力チームに、オフロードタイヤを供給してサポートする。
サポートを受けるのはカーナンバー303の「Speed Energy/Toyo Tires」のロビー・ゴードン選手(ドライバー、以下同)と、同じく300の 「Qatar / Toyo Tires Hummer 3」のナセル・アルアティヤ選手のTeam Speed。供給される銘柄はダカール用にチューニングされたオフロード用の「OPEN COUNTRY M/T-R(オープンカントリー ・エムティーアール)」で、タイヤサイズ は37×13.50R17。
「ダカールラリー2012」は4年連続南米大陸での開催となる。アルゼンチンのリゾート地であるマルデルプラタからスタートし、大会6日目にはアンデス山脈を超えてチリに入り、過酷なアタカマ砂漠を通った後、今大会より新たに追加されたペルーに入り、首都リマを目指す。砂漠や山岳路など未開の大地を舞台に繰り広げられる、世界で最も過酷なモータースポーツとして注目を集めるイベントだ。総走行距離は約1万kmとなる。
Team Speedのゴードン選手は「ダカール2009」で総合3位という有力な選手で、今大会より新加入したアルアティヤ選手も「ダカール2010」で総合2位、「ダカール2011」では総合優勝を飾るなど、数々のFIAラリー選手権で優勝を重ねている。今度のダカールラリーでは、ゼッケン303と300に要注目だ。
なお、東洋ゴム工業がネーミングライツ契約を結んでいる神奈川県小田原市の「TOYO TIRESターンパイク」にて、2012年1月1日に「TOYO TIRESビューラウンジで望む初日の出」イベントが開催される。年始恒例のこのイベントで晴天に恵まれると、ターンパイク内頂上付近に設置しているTOYO TIRESビューラウンジの海側から昇る初日の出と、その光に照らし出されて紅色に染まる富士山を同時に展望することができる。
2012年元旦のイベントは180名限定の企画として開催。入場パスを購入したゲストには、TOYO TIRESターンパイクならではの初日の出の眺望とともに、トーヨータイヤ製品も当たるお年玉プレゼント大会などのメニューも用意されている。詳細は以下のターンパイクWebサイトにて。