2017年5月9日、パイオニアは後部座席で自分だけの映像を楽しめるプライベートモニター「HIGHポジション」タイプ4機種をラインアップに追加した。
パイオニアは2016年に、クルマの後部座席で自分だけの映像を楽しめるプライベート・リヤモニターを市場へ導入した。今回、幅広い車種に取り付けられるHIGHポジションタイプの、10.1V型ワイドXGA液晶パネル搭載高画質モデル2機種と、9V型ワイドVGA液晶パネル搭載モデル2機種を発売し、プライベートモニターのラインアップを拡充させた。
TVM-PW1000T/PW1000は、ハイビジョン画質対応10.1V型ワイドXGAモニター(約307万画素)で、フルカラー(約1677万色)を表現できるため、高精細で鮮やかな映像を大画面で楽しめる。また、映像信号を高い精度で輝度信号(Y)と色信号(C)に分離し、色にじみやざらつきを抑える「3次元Y/C分離回路」を搭載し、RCA入力された映像も鮮明に表示できる。
TVM-PW910T/PW910は、高輝度LEDをバックライトに採用した9V型ワイドVGA液晶パネル(約115万画素)で、臨場感あふれる映像を楽しめる。くっきりとした映像を描き出す「アドバンスドシャープネス回路」を搭載し、鮮やかな色彩と奥行感のある映像を表示。
いずれもスマートフォンやメインユニットを本機のHDMI入力に接続すれば、スマートフォンからのミラーリング映像や、メインユニットから出力された映像を高画質で楽しめる。また、ヘッドホンを接続すれば、HDMIソースの音声を一人で楽しむこともできる。
HIGHポジション・タイプのためクルマのシートに装着されたアシストグリップや格納式テーブルなどとモニター部が干渉しないので、幅広い車種への取付が可能。スタイリッシュなモニターに搭載したブルーLEDイルミネーションで、夜間の車室内を高品位に演出することができる。
また高精細な映像を楽しめるフリップダウンモニターのエントリーモデルに、車室内のインテリアに合わせて選べるブラックカラーを追加した。車種別の取付キット(別売)を使って、ミニバンや軽自動車の天井にすっきりと設置でき、インテリアに調和するスリムなデザインと高級感のあるブラック塗装が特徴だ。
TVM-FW1020-Bは大画面10.2 V型ワイドVGA液晶パネルを採用し、後部座席で臨場感あふれる映像を楽しめる。HDMI入力にも対応した、最大3系統の豊富な入力端子を装備。
ミニバン、軽自動車にすっきりと取り付けできる車種別の専用取付キットを別売している。