2017年5月9日、パイオニアはハイレゾ音源再生に対応し、可聴帯域を超える高域再生とダイナミックレンジの拡大、低歪化により、原音に忠実な再生を実現するカスタムフィットスピーカーのフラッグシップモデル「Vシリーズ」1機種、ハイグレードモデル「Cシリーズ」3機種と、チューンアップツイーター1機種を発売する。
「Vシリーズ」(「TS-V173S」)は、パイオニアのハイエンドモデル「RSシリーズ」の設計思想を継承し、高音質パーツの採用と独自のチューニングを施すことで、豊富な情報量で臨場感のあるハイレゾ音源の再生を実現。
ツイーター部に軽量・高剛性のアルミニウム合金製「2.5cmデュアルアークリングダイヤフラム」を採用し超高域再生を実現するとともに、応答性の向上と不要共振の抑制を実現。ウーファー部には剛性の高い「17cm2層構造カーボンファイバーコーン」を採用し、低域から中高域にかけて応答性の向上と低歪化を実現している。
ネットワーク回路はツイーター部とウーファー部に分離することで、干渉ノイズを排除し、クリアな音の再生を実現。ツイーター、ウーファーそれぞれのネットワークを小型にすることで、コンソール内やシート下など、車両の形状に合わせた取付が可能になっている。
「Cシリーズ」(「TS-C1730S」「TS-C1736S」「TS-C1630S」)は、上位機種で培った「Open & Smooth」コンセプトを踏襲し、躍動感あふれるハイレゾ音源の再生を実現。17cmセパレート2ウェイスピーカーには、ダッシュボード上の純正スピーカーの位置にトレードイン取付が可能な「TS-C1736S」を、新たにラインアップに加えている。
「TS-C1730S」「TS-C1630S」のツイーターはロータリー機構を採用しており、車室内の形状に合わせて最適な角度に調整することが可能。 「TS-C1736S」のツイーターは、幅広い車種のダッシュボードの純正スピーカー位置へのトレードイン取付が可能だ。同梱の変換コードと「インライン クロスオーバーネットワーク」により純正車両配線を活かしたスムーズな接続も実現している。