パイオニアは2023年1月19日、「Apple CarPlay」、「Android Auto」に加え、iPhoneやスマートフォンの画面を本体ディスプレイに映して直接操作できる「WebLink」にも対応した、フローティングタイプのカロッツェリア9インチディスプレイオーディオ「DMH-SF500」を3月から発売すると発表した。
ディスプレイオーディオは、音楽・映像再生などのエンターテインメント機能に加え、「Apple CarPlay」、「Android Auto」などスマートフォンとの連携アプリケーションに対応するなど、車内での使い方、楽しみ方が広がっている。
9インチの大画面ディスプレイを搭載した「DMH-SF500」は、1DINスペースに取り付けられるため、幅広い車種で迫力のある映像やコンテンツを楽しめるのが特長だ。iPhoneやスマートフォンを別売のケーブルを使用して接続するだけで、「Apple CarPlay」、「Android Auto」対応アプリを本体ディスプレイに表示し、タッチパネルで直感的に操作が可能。さらに国内市販ディスプレイオーディオとして初めて「WebLink」に対応。iPhoneやスマートフォンの画面を本体ディスプレイに映して直接操作できる「WebLink Cast」や「YouTube」などの「WebLink」対応アプリが使用できる。
スマートフォンと連携することで、ナビアプリを大画面に表示しカーナビとして使用できるほか、Siri、Googleアシスタントによる音声制御もサポートしており、走行中でも画面を注視せずに目的地の検索や音楽再生、ハンズフリー通話、テキストメッセージ送信などを行なうことができる。
また、「Apple CarPlay」、「Android Auto」使用時に、画面を切り換えることなくオーディオソースをコントロールできる「分割画面表示」にも対応している。
YouTubeもディスプレイで操作可能
そして「WebLink Host」アプリをインストールしたiPhoneやスマートフォンをUSBとBluetoothで同時接続すれば、「YouTube」や「WebLink Cast」などの「WebLink」対応アプリを本体ディスプレイに映して操作できる。「WebLink Cast」アプリ使用時には、iPhoneやスマートフォンの画面を本体ディスプレイに映して直接操作できるため、普段使っているスマートフォンアプリをいつもと同じ感覚で操作し、大画面で楽しむことができる。
「DMH-SF500」は1DINサイズのフローティング構造なので、9インチの大画面モデルを幅広い車種に取り付けることが可能。また、取り付けの際に、シフトレバーやハザードボタンなどの位置、そして好みに合わせてディスプレイの位置を上下、前後、左右に調整することができる。
フルフラットモニター部にはブラックとダークシルバーの塗装を施し、ディスプレイと一体化するフラットキーを採用するなど、洗練されたデザインに仕上げられている。
オーディオ能力は、「フルカスタム高性能48bitデュアルコアDSP」など高音質パーツを採用し、独自の音質チューニングを施すとともに、車室内で最適な音場を創り出す「タイムアライメント」や「ネットワークモード」、音質を細かく調整できる「13バンドグラフィックイコライザー」などの機能で高音質な音楽を楽しめる。また、圧縮音源をCDに迫る高音質で再生する「アドバンスド・サウンドレトリバー」など多彩なオーディオ機能も搭載している。