2016年2月25日、パイオニアはETC2.0 サービスを利用できるGPS付発話型スタンドアローンタイプのETC2.0ユニット「NDETCS10」を3月下旬から発売する。このETC2.0は、2016年4月から順次提供される経路情報を活用したETC2.0の新サービスにも対応できるようになっている。
ETC2.0 サービスはETCの有料道路料金収受に加え、安全運転支援などのドライバーに役立つ情報を提供するサービスで、2016年4月から有料道路を走行中に渋滞などを迂回した車両の料金を優遇する経路情報を活用した新サービスが順次導入される予定になっている。
「NDETCS10」は、走行経路などの把握に必要なGPS をアンテナに内蔵し、カーナビゲーションに接続することなくETC2.0サービスを利用できる。受信したETC2.0サービスの情報は、本体内蔵スピーカーから音声で案内される。
新たな付加サービスは、ITSスポットから取得した落下物や合流注意地点、見通しの悪い急カーブなどの情報を、事前に音声で注意喚起する「安全運転支援」サービス、混雑状況に応じて料金を変更する経路情報を活用した新サービスにも対応している。