パイオニアは2019年4月15日、地図や映像などを高精細なHD解像度の圧倒的な高画質で表示し、使いやすい新インターフェースを採用した新型「楽ナビ」6モデルを発表した。
楽ナビ
楽ナビのニューモデルは従来比2.4倍の高解像度「HDパネル」(276万4800画素)を新採用。従来比約70倍の色階調表現に対応し、高画質メディアの映像伝送経路をフルデジタル化することで、美しく高精細な地図表示、動画などの映像表現を実現した。
この高精細画面を活かせるように、iPhoneや市販されているポータブルBlu-rayプレーヤーなど高画質メディアの映像をHD解像度のまま入力できるHDMI入力端子を搭載。また、各AVソースの映像をHD解像度のままリヤモニターへ出力できるHDMI出力端子も搭載している。
また、「楽ナビ」の特長である高性能なナビ能力、AV能力に加え、使いやすさを追求した新インターフェース「ターゲットインターフェース」を採用。ドライバーの好みに合わせて、操作性とデザイン性をさらに高めた「おすすめモード」と、デジタル機器の操作や運転に不安を覚える方にも分かりやすい「カンタンモード」から、表示モードを選択できる。
ナビ機能は、新デザインの高精細地図表示を採用しよりクリアで見やすい地図画面にアップグレードされている。車両の挙動を高精細にセンシングする「6軸3Dハイブリッドセンサー」を採用し、GPS、みちびき、グロナス、SBASに対応することで高い自車位置精度を実現。また独自のプローブ情報を活用した「スマートループ渋滞情報」に対応するとともに「渋滞予測データ」も搭載しており、目的地まで早く着くルートの探索が可能。
なお「910」シリーズは3年間の地図更サービス(9月30日までのキャンペーン期間中に購入すると4年間の地図更新サービス)付き、「710」シリーズは1年間の地図更新サービス付きという相違がある。
リヤモニター
リヤシートなどに取り付けできるプライベートモニター4機種も新発売した。取り付け位置に合わせ、ハイポジション・タイプとロー・ポジションタイプをラインアップ。ヘッドレスト取付部が凹型形状のシートや輸入車などのヘッドレストが外れないシートにも取り付けられる新機構を採用している。
モニター画面は、高輝度LEDをバックライトに採用した9V型ワイドVGA液晶パネル(約115 万画素)で、臨場感あふれる映像を楽しめる。またスマートフォンやメインユニットを本機のHDMI入力に接続すれば、スマートフォンからのミラーリング映像や、メインユニットから出力された映像を高画質で楽しめ、ヘッドホンを接続すればHDMIソースの音声を一人で楽しむこともできる。
カーナビゲーション向け地図更新ソフト、オービス対応商品
既発売のカーナビゲーション用の地図、機能をバージョンアップするソフトを発売した。2019年度版の主な道路データ更新内容は、新東名高速道路(厚木南IC〜伊勢原JCT)、新名神高速道路(新四日市JCT〜亀山西JCT、山陰自動車道(多伎・朝山道路:出雲多伎IC〜大田朝山IC、九州中央自動車道(小池高山IC〜山都中島西IC)を始め、最新の道路データや地点情報データが含まれている。
対象機種やダウンロード方法などの詳細は以下のWEBサイトで確認できる。
MapFan オンラインストア」ウェブサイト