パイオニアは2018年10月2日、純正スピーカーの音質を手軽に向上できるハイレゾ音源再生に対応した「カロッツェリア チューンアップトゥイーター」1機種を発売するとともに、「パイオニアグローバルシリーズ」として海外展開しているユニットスピーカー4機種とパワードサブウーファー4機種を国内向けに発売すると発表した。
チューンアップトゥイーター「TS-T736」は、純正ドアスピーカーとの接続を想定した設計で、低歪みで指向性に優れ、65 kHzまでの高域再生が可能な「4cmバランスドドームダイアフラム」を採用し、ハイレゾ音源再生に対応し、緻密な音の描写と臨場感を実現している。
ユニットスピーカーは、輸入車をはじめ、ミニバン、軽自動車など多様な車種のドアやリヤトレイなどさまざまな場所へ取り付けられる薄型設計となっている。ドア用スピーカーとして使用する場合でも安心な防水仕様で、傷や埃から振動板を保護するグリルネットを同梱している。
「TS-A6970F」、「TS-A1670F」、「TS-A1370F」は低クロスオーバー化による広指向性と中域の低歪みを実現する「Open & Smoothコンセプト」を踏襲。ウーファー部に剛性の高い「カーボン&マイカ強化型IMPP(Injection Molded Polypropylene )コーン」を採用し、磁気回路を最適化することで大音量時でも低歪みかつ豊かな音楽再生を実現。トゥイーターには大型振動板を採用しており、中域からのスムーズな再生を可能にしている。
エントリーモデルの「TS-G1010F」はウーファー部に「高剛性IMPPコーン」と独自の「P.F.S.S(Progressive Flex Suspension System)ダンパー」を採用し、高音質と高耐入力を両立している。
パワードサブウーファーのラインアップでは「TS-WX300TA」、「TS-WX300A」は豊かで伸びのある低音をさらに増強するバスレフ型、TS-WX1210A」、「TS-WX1010A」エンクロージャー内の空気を制御し、切れの良い低音を再生する密閉型を採用している。