2016年9月6日、パナソニック・オートモーティブ&インダストリアルシステムズは、SDカーナビステーションの新製品「ストラーダ」のスタンダードモデル4機種を10月中旬から発売すると発表した。
これらの新商品は、新交通情報サービス「VICS WIDE」を活用して渋滞が回避できる独自の新旧ルート比較ができる「スイテルート案内」、BLUETOOTHオーディオ、8倍速CD録音、ワイドFMなどニーズの高いAVソース再生に対応するなど、上位機種譲りの高いナビ・AV機能を搭載。加えて、CN-RA03WD/Dは新規道路開通後も長く使える無料地図更新にも対応している。
「スイテルート案内」とは、渋滞回避ルート探索に必要だったビーコンユニットを使うことなく、「VICS WIDE」情報を活用した渋滞回避ルート探索・案内する機能だ。「VICS WIDE」の渋滞・規制情報の変化に伴うルートの再探索機能に加えて、新旧ルートの比較機能も持ち、ドライバーの嗜好にあったきめ細やかなルート決定ができる。
また、「VICS WIDE」から提供される交差点の進行方向(直進・右折・左折など)ごとの通過時間情報を利用し、レーン別に渋滞状況を色分け表示することで、より渋滞の少ない方向への右左折が可能。オプションのETC2.0車載器(CY-ET2000D)と連携すると、ETC2.0からの広域の高速道路交通情報を活用したルート探索も可能となる。
これらの商品は大容量16GBメモリーを搭載し、家形や道路幅の違いまで正確な市外詳細地図や、実物と同じデザインで再現した方面看板など、豊富な地図情報を収録しているのも特徴だ。