パナソニック オートモーティブシステムズは2024年12月18日、幕張メッセ(千葉県千葉市)で2025年1月10日(金)から1月12日(日)まで、開催される「東京オートサロン 2025」に出展すると発表した。
ブースのコンセプトは、「PASがクルマの体験を変えに来た」となっている。企業ビジョンである、世界一の「移ごこちデザイン」カンパニーをもとに、これまでのクルマを通じた体験とは全く異なる新たなモビリティ体験を来場者にアピールする。
出展内容は、WELL Cabin
さまざまな「移ごこちデザイン」を具現化した車両がメインで、エンタメ、ビジネス向け提案「WELL Cabin Luxe(ウエル キャビン ラグゼ)、WELL Cabin GranLuxe(ウエル キャビン グランラグゼ)」、マルチパーパスルーム「WELL Cabin OFFMO(ウエル キャビン オフモ)」など、6台の車両を展示する。
エンタメ/ビジネス向け提案「WELL Cabin Luxe/WELL Cabin GranLuxe」
この2種類の車両は没入感のある大画面透明ディスプレイや3Dハイレゾリューション対応のオーディオスピーカーを用い、高臨場感を味わうことができる。キャビン全体をシステム開発することで、観光やスポーツ観戦などのワクワク感を刺激し、質の高いおもてなしを実現。また、ビジネスシーンでは快適な第二のオフィスとして、仕事の効率化とくつろぎの空間を提供する。GranLuxeの外装デザインはITAL Designが担当している。
マルチパーパスルーム「WELL Cabin OFFMO」
この車両はオフグリッドモビリティを目指し、移動が簡単で、どこでも設置可能なマルチパーパスルームとして設計されている。今回は、下記3テーマの車両が出展される。
1)美容/リフレッシュチャージルーム
プライベートな空間でリフレッシュしながら、ゆったりビューティケアを楽しめる車両。どこでも美容とリフレッシュが可能な空間となっている。
2)健康パワーナップルーム
仮眠がとれる空間を提供する車両。パワーナップの効果として一般的に言われる、昼間の眠気を予防し、覚醒レベルを上昇させることで、業務の効率を高める効果が期待できる。
3)プライベートエンタメルーム
心地よいサウンドに包まれる特別な空間を提供する車両。Activation Seat(音と振動を合わせる技術)に身を委ね、音楽の力で心身をすこやかにする臨場感と包まれ感を楽しめる。
法人向けタブレット/スマートフォン用カーナビアプリ「Gorillada PRO(ゴリラーダプロ)」
このアプリは、車両で設備などの保守点検や営業、その他の業務に向かうドライバーにとってのソリューションだ。
設備の場所など住所がない地点もピンポイントで登録でき、登録地点は全ドライバーにリストとして共有できる。さらに管理者はオフィスにいながらPC上でドライバーの位置情報をリアルタイムで把握することができる。また市販カーナビStrada、Gorillaで培った技術を基に、使いやすさ、正確さも兼ね備えている。
カーナビステーション「ストラーダ」の最新モデル
最新モデルは、ユーザーのライフスタイルの変化に対応し、車内でのエンターテインメント体験を一新。複数の動画配信サービスを視聴できる「ネット動画機能」を搭載しており、お気に入りのコンテンツを手軽に楽しめる。